抹茶アレルギーって知っていますか?
卵アレルギーだとか牛乳アレルギーだとかは聞いたことがあるかと思います。
僕の周りにも何人かいますし、僕自身も卵アレルギーです。
ただ、正直抹茶アレルギーという単語は生まれてこの方聞いたことがありませんでした。
周りにいないというのはもちろんのこと、耳にしたことすらなかったです。
ただネットで色々と調べものをしていると「抹茶アレルギー」の文字が。
抹茶にも本当にアレルギーがあるのでしょうか。
気になったので今回は抹茶アレルギーについて調べてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- 抹茶アレルギーはあるのか?
- 抹茶アレルギーの症状は?
- カフェインアレルギーとは?
となっています。
それでは発送開始!
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抹茶アレルギーはあるのか?
早速抹茶アレルギーはあるのかについて書いていきますね。
結論から言いますと抹茶アレルギーというものはありません。
そもそも抹茶にアレルゲン物質は含まれていないようなので。
アレルゲン物質というのはアレルギーの原因となる物質のことを言います。
アレルギーの仕組みについては↓
アレルゲンが体内に入ると、IgE抗体がくっつき、マスト細胞からヒスタミンなどの化学伝達物質が放出され、アレルギー症状を引き起こします。
出典先:https://www.ncchd.go.jp/hospital/sickness/allergy/about_allergy.html
↑この国立成育医療センターの説明がわかりやすいかと思います。
ここに書いてあるようにアレルギー症状はアレルゲンが体内に入ってしまうことによって体質により引き起こされるものです。
なのでアレルゲンを持っていない抹茶自体にはアレルギーはありません。
なので、抹茶を飲んで何らかの症状が出た場合は抹茶のほかに原因は無いか探ってみてください。
ただ注意しなければならないのはカフェインアレルギーというものがあるということです。
抹茶には多くのカフェインが含まれており、それが不調の原因であるという可能性も考えられます。
カフェインというとコーヒーというイメージがあるかもしれません。
しかしながら、抹茶も相当のカフェインを含んでいます。
そのため抹茶を飲んで何らかの症状が出たのだとすれば、それはカフェインアレルギーである可能性があります。
また、アレルギーとまでいかずともカフェインの感受性が高い人(カフェイン不耐症)もいます。
そういった方は少しの量であっても、
- 不眠
- 頭痛
といったような症状が出てしまいます。
このような症状に心当たりがあり、気になるという方は病院に行ってみることをお勧めします。
また、アレルギーの場合は少量の摂取でも重い症状が出る可能性があるので特に注意が必要です。
アナフィラキシーを起こして死に至るという可能性も少なからずあります。
重い症状で悩んでいる方は病院に行くのが良いでしょう。
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抹茶アレルギーの症状は?
続いては抹茶アレルギーの症状についてです。
先ほども言ったように抹茶アレルギーというものはありません。
しかし、カフェインアレルギーというものはあるので、抹茶を飲むと何らかの症状が出る可能性が十分にあり得ます。
カフェインアレルギーの症状は↓
- 頭痛
- 眠気
- 神経過敏
- 便秘
- うつ
- 悪心
- 嘔吐
- 不安
- 集中力の低下
参考:https://style.nikkei.com/article/DGXMZO95861590X00C16A1000000/
などなど多くの症状があります。
いくつか詳しく説明していきますね。
吐き気
これがコーヒーアレルギーで一番出やすい症状です。
カフェインが出す胃酸が原因だとされています。
じんましん
この症状はアレルギーの一般的なものですよね。
これが現れたらカフェインアレルギーであることを疑うのが良いでしょう。
せき・くしゃみ
こちらもアレルギーでよくみられる症状です。
止まらないほどに出てしまう場合は病院に行くのが良いでしょう。
腹痛
これも吐き気の時と同じようにカフェインが胃酸の分泌を促す作用によって引き起こされます。
詳しく言うと、胃酸過多になり腹痛を起こしてしまうのです。
重度の場合には胃潰瘍になってしまう可能性もあるというから注意が必要です。
頭痛
カフェインには「片頭痛」や「群発頭痛」といった頭痛に治療に用いられることもあります。
ただ、摂取しすぎてしまうと逆に頭痛の原因になってしまうのだとか。
何においてもそうですが、過剰な摂取は控えたいものですね。
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カフェインアレルギーとは?
最後はカフェインアレルギーについてです。
抹茶を飲んだことによる症状はカフェインによるものが多いと先ほど書きました。
カフェインアレルギーについて詳しく書けていないので詳しく説明していきますね。
抹茶以外でも症状が出るという人は特にしっかり読んでください。
カフェインアレルギーは抹茶だけではなくコーヒーなどでも症状が現れます。
というかコーヒーで症状に気づく人の方が多いでしょう。
抹茶よりも飲む機会が多いですから。
そのためコーヒーで症状が出る人は同時に抹茶でも出やすいということになります。
アレルギーには即時型アレルギーと遅発型アレルギーがあるのですが、カフェインアレルギーはこれでいうと遅発型アレルギーの方に分類されます。
遅発型アレルギーという名前の通り摂取してから症状が出るまでに時間がかかるアレルギーのことを指します。
そのためどれが症状の原因となったアレルゲン物質なのかがわかりづらいという少々厄介な性質を持っています。
すぐに症状が出てくる即時型であればその症状が出た直前に口にしたものから原因を特定できます。
しかし遅発型はそうもいきませんからね。
そのため気づくためにはちょっとの異変に敏感になっておく必要があるということです。
また異変に気付いたなら病院に行くのが良いでしょう。
まとめ
今回は抹茶アレルギーについて調べてみました。
抹茶アレルギーというものがない分これは何の症状なんだと困る人が多いです。
原因がカフェインアレルギー以外である可能性も十分に考えられます。
ただカフェインアレルギーが原因であるという可能性も頭に入れておいてくださいね。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。