くす玉の仕組み(原理)を解説!由来や歴史に中身の構造も!

皆さんはくす玉がどういう仕組みになっているのか知っていますか?

紐を引いたら中から紙吹雪なんかが落ちてくるくす玉。

あの球の中がどんな仕組みになっているのか知らないという人も多くいるでしょう。

というよりかは仕組みを知っているという人は少ないかと思います。

仕組みを知らないといざ自分でくす玉を作ろうと思っても作れません。

また、くす玉を作る予定はないけど単純にどのようになっているのか知りたいという人も多いでしょう。

ああいった隠されたものは好奇心をくすぐりますからね。

そこで今回はくす玉の仕組みや構造について詳しく書いてみました。

作り方に関しても後半で書いているのでぜひ参考にしてください。

今回のお届け内容はこちら↓

  • くす玉の仕組み(原理)は?
  • くす玉の作り方と構造は?
  • くす玉の由来や歴史は?

となっています。

それでは発送開始!

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くす玉の仕組み(原理)は?

まずはくす玉の仕組みについてです。

くす玉といっても色々な種類があります。

なので、一概に仕組みを説明できません。

なのでこの記事ではアイキャッチのような一般的なくす玉の仕組みを説明していきますね。

そもそもくす玉というのは皆さんもご存じのとおりひもを引っ張るとくす玉が開くというもの。

ひもを引っ張ると開くといった動きをさせるのに何か複雑な仕組みがあるのではないかと思う人もいるかもしれません。

しかしながら、実際にはくす玉の仕組みはとても簡単なものとなっています。

といっても文章でただ書くとわかりづらいので箇条書きにまとめますね↓

  • くす玉の上側がひもで結ばれている
  • その紐を引っ張るとくす玉の上側が下に下がる
  • 上側が下に下がるということは上下が反対になり半球体が外側を向く(開く)

これが簡単に説明したくす玉の原理です。

これだけではわからないという人もいるかと思うのでもう少し詳しく説明しますね↓

  • 2つの半球体が合わさっています。
  • 半球体はそれぞれ中心が紐で吊られており天井などに固定されています(回転可能)。
  • 上部は紐とつながっています(これが引っ張る紐です)。
  • すなわち3本の紐が使われているということです。
  • その半球体の上側が紐を引くことによって下に引っ張られます。
  • するとどうなりますか半球体が回転して左右に開きますよね。

これでもまだわからないという人も多いかと思います。

簡単な構造であってもそれを言葉だけで説明するのはなかなか難しいものですね。

やはり百聞は一見に如かずという言葉があるように視覚的に説明した方が分かりやすいのでしょう。

なので、次の段落では動画とともに作り方を説明していきます。

作り方を知るということは内部の構造をしっかりと理解することが出来るということです。

ここまで読んであまり理解できなかったという人はぜひ読んでみてください。

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くす玉の作り方と構造は?

続いてはくす玉の作り方です。

作先ほども書いたようにり方を知れば先ほどの説明でわからなかった人もくす玉の構造がわかると思います。

では、早速くす玉の作り方を紹介していきますね。

くす玉の作り方はこちら↓

  1. まずは半球体のものを2つ探します(同じ大きさ)
  2. それぞれの半球体の端に穴(上側の穴とします)を一つ開けます。
  3. あけた穴を上にして左右に二つ穴をそれぞれに開けます。
  4. それぞれの上側の穴をひもで通してくっつける(これが引っ張る紐)
  5. 左右の穴は同じ半球体同士でひもを通す(上に吊るすための紐)
  6. 左右の紐をそれぞれ結ぶ(吊り下げたい長さで)
  7. 結んだ左右の紐同士を結ぶ

これで完成です。

くす玉を自作するとなると大変そうだと思っていた人もいたかもしれません。

しかしながら、このようにくす玉は自分でも簡単に作ることが出来ます。

また、仕組みが分かっていなかった人もこれで少しは理解できるようになったのではないでしょうか。

ただ、これでもまだぼんやりとしか理解できていないという人もいるでしょう。

そういった人はこの下にある動画も見てみてください。

それを見ればぼんやりとしか理解できていない人も完璧に内部構造が分かるかと思います。

その動画がこちら↓

文章よりやはり動画の方がわかりやすいですね。

ただこの短い動画では少し簡略化されて説明がなされています。

なので、不明瞭な点などがあれば先ほど書いた作り方でその部分を補充してください。

それなら、くす玉を作ることができると思います。

作り方に関しては難しいものではありませんが少しばかり手間はかかりそうですね。

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くす玉の由来や歴史は?

最後はくす玉の歴史についてです。

くす玉の歴史なんて考えたことが無かったという人も多いでしょう。

くす玉の歴史に関する情報もそこまで世の中に出ていませんからね。

とはいえ、くす玉にももちろん歴史というものがあります。

ここでは簡単にくす玉の歴史について書いていきますね。

そもそもくす玉を漢字でどのように書くのか知っていますか?

あまり漢字で表記されることもありませんから知らないという人も多いでしょう。

くす玉は漢字で書くと、

  • 薬玉
  • 久寿玉

です。

薬玉に関しては昔から使われていた言葉で源氏物語の中でも出ています。

それが端午の節句に源氏が花散里に薬玉を贈るという場面。

ただこの頃のものは今のくす玉とは異なるものでした。

当時の薬玉は、

  1. 様々な香料を入れた袋を丸く形作る
  2. きれいな糸や造花を飾る
  3. 五色の糸飾りを長くつける

といったように作られるもの。

そして身につけて邪気を払うものでもありました。

今のものとは違いますよね。

ちなみに薬玉は中国の後漢時代の風習が日本に伝わったもののよう。

それが江戸時代頃には一度廃れたのですがその後に現在の形で復活したとのこと。

くす玉にこんな長い歴史があったというのは驚きですよね。

また、もう一つの漢字である久寿玉は祝いの場で使われることが多いです。

これに関しては久寿というのがめでたい漢字だからということなのでしょうね。

まとめ

今回はくす玉についていろいろと書いてみました。

最初の仕組みの説明ではあまりわからなかった人も作り方や動画を見てもらえばわかってもらえたと思います。

それでもわからない人は一度作って試してみるのも良いでしょう。

そうすることによって構造が体感的に理解できるでしょうから。

今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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