こんにゃくは消化に悪いという話を聞いたことがある人っていますよね。
またこんにゃくには食物繊維が多く含まれているため消化時間が長くなるというのも聞いたことがあるかもしれません。
ただ消化が悪いとどのような影響があるのか、消化時間が長くなるとどのような影響があるのかというのは知らない人も多いと思います。
実際、そこのところを知らずに事実だけ知っていてもほとんど意味がないともいえるでしょう。
そこで今回はこんにゃくと消化について詳しく書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- こんにゃくは消化に悪い?
- こんにゃくの消化時間は?
- こんにゃくの腹持ちは?
となっています。
それでは発送開始!
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こんにゃくは消化に悪い?
まずはこんにゃくの消化についてです。
こんにゃくの消化は冒頭にも書いたように悪いです。
というかこんにゃくはほとんどはそもそも消化されません。
なぜならこんにゃくの主成分は食物繊維だからです。
食物繊維を人間は分解することができません。
そのため昔は食物繊維は役に立たないものとされていました。
栄養学では「食べ物のカス」と呼ばれたころもありました。
それだけでなく消化吸収の効率が悪いということで避けられていたほどです。
ただ今では皆さんもご存じのとおり食物繊維の有用性が認知されています。
具体的には、
- 保水性が高く便通を促進する
- 消化が悪い分、それを分解しようとビフィズス菌などが増えて腸内環境がよくなる
といったような効能があります。
消化が悪いというとあまり良くない印象がありますがこのように体に良い影響を及ぼすこともあるのです。
これが近年になって認知されたために今では食物繊維も重要な栄養素として数えられるのです。
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こんにゃくの消化時間は?
続いてはこんにゃくの消化時間についてです。
こちらも冒頭にも書いたようにこんにゃくは消化時間が長くなります。
消化時間が長いとなると悪いように聞こえるかもしれませんがやはり良いこともあります。
それが食後の血糖値の上昇率が低くなることです。
食後に血糖値が急激に高くなるのは体に大きな負担をかけてしまいます。
それをこんにゃくに含まれる食物繊維が防いでくれるのです。
それにより肥満を防止することができるためこんにゃくはダイエットなどに使われることがあるのです。
またそれだけではなく糖尿病などの生活習慣病の予防にも一役買ってくれます。
このように消化時間一つにとっても体に与える影響は大きいのです。
ただ消化時間が長いのがデメリットになるケースもあります。
それが胃腸が弱くなっているときです。
胃腸が弱っているときに消化時間は長いものを食べるのは悪化の原因になりかねません。
胃腸が弱っていたり調子が悪い時の食物繊維の摂り過ぎには注意しましょう。
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こんにゃくの腹持ちは?
最後はこんにゃくの腹持ちについてです。
結論から言いますがこんにゃくは腹持ちがとても良いです。
腹持ちが良いのは先ほど書いたこんにゃくの消化時間の長さです。
こんにゃくは一緒に食べたほかの食べ物の消化時間も長くするので満腹中枢の刺激が持続するのです。
またそれに加えてこんにゃくには高い保水性があるので胃の中で膨張しさらに満腹中枢を刺激します。
このようにこんにゃくには腹持ちが良い要素が2つもあります。
それに加えてカロリーが低いのでダイエットには最適な食品といえるでしょう。
まとめ
今回はこんにゃくと消化の関係について書いてみました。
こんにゃくは食物繊維がとても豊富な食品です。
その食物繊維は消化ととても密接な関係があります。
なのでこんにゃくが消化と関係が深いのは当然とも言えますね。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。