僕も学生時代にエナメルバッグを使っていましたがとても使い勝手が良かったことを覚えています。
皆さんの中にも僕のように学生時代にエナメルバッグを使っていたという人は多いでしょう。
そのため、エナメルというと学生のイメージを持っているという人も多いかもしれません。
しかしながら、エナメルという素材は大人でも十分に使えます。
というのも、エナメルというと皮よりかは質感がないように思われがちですが最近のエナメル素材は質感が良いものも多く販売されているのです。
それに加えて機能性も高いので大人にもエナメル素材はおすすめ出来る素材となっています。
そこで今回はエナメル素材について色々とまとめてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- エナメル素材の特徴は?
- エナメル素材の傷防止法は?
- エナメル素材が雨に弱い理由は?
となっています。
それでは発送開始!
エナメル素材の特徴は?
まずはエナメル素材の特徴についてです。
エナメル素材というのは、
- 布地
- レザー
- ビニール
といったような素材にエナメル加工を施したもののことを言います。
ちなみにエナメル加工というのは表面をウレタンでコーティングする加工のことです。
そして、エナメル素材にはいくつかの特徴があります。
それが↓
- 光沢
- 防水性
- ホコリや指紋が付きやすい
- 温度によって変質する
といったようなものです。
上記のものはメリットとデメリットとが両方あります。
それぞれ詳しく書いていきますね。
光沢
エナメル素材はつやのある質感が特徴です。
エナメル素材とスーツはあまり合わないのではないかと思う人と多くいるかもしれません。
しかしながら、エナメルには光沢があるためスーツとの相性も抜群なのです。
防水性
エナメル素材というのは先程も書いたようにウレタンの樹脂を吹き付けているもの。
そのため、ある程度の防水性はあります。
少なくとも革そのままよりかは防水性があるといえるでしょう。
しかしながら、完全に防水なわけではありません。
これに関してはこの記事の後半で詳しく書いているのでそれを参考にしてください。
ホコリや指紋が付きやすい
これは光沢があるが故のデメリットです。
指紋に関しては付きやすいというよりかは目立ちやすいと言ったほうが良いでしょう。
ただ、いずれにせよ指紋が目立ってしまうと見栄えが悪いですよね。
とはいえ、
これを付けた柔らかい布で拭けば簡単にきれいにする事ができます。
そしてその他にも、
- 柔らかい布などでほこりを落とす
- 汚れが付いた場合には消しゴムなどで掃除する
といったような手入れをしてあげると更に綺麗な状態を保てます。
また、長持ちさせることにもつながるのでしっかりと手入れをするようにしましょう。
温度によって変質する
エナメルは温度によって変質してしまいます。
そのため、
- 暑い時にはべたつきの原因に
- 寒い時にはひび割れの原因に
といったように季節に影響を受けやすいのがデメリット。
こういったこともあるので真夏や真冬には履かない方が良いでしょう。
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エナメル素材の傷防止法は?
傷が付きやすいというのもエナメル素材の特徴の一つと言えます。
実際にエナメル素材の傷に悩んでいるという人もいるかもしれません。
その傷を防ぐ方法があるのであれば知りたいと思うもの。
ただ、残念ながら画期的な傷を防止する方法はありません。
なので、傷を付けないようにするには擦らないように注意する他にないのです。
しかしながら、いくら注意していたとしてもいつの間にか傷はついてしまうものですよね。
ただ、傷を防げなくとも傷を修復する方法であれば存在します。
正確に言えば修復というか目立たないようにするだけですが。
一番良いのは靴屋さんに任せることです。
特に高価な靴や大切な靴の場合はプロに任せるのが良いでしょう。
しかしながら、そうでない場合にはお金をかけたくないので出来るのなら自分でやりたいという人も多いかと思います。
一応自分でやる方法もあります。
それは↓
こういったレザーマニキュアというもので傷を目立たなくするという方法。
このレザーマニキュアには光沢があるので塗ることによってエナメル素材の傷を同化させることが出来るのです。
ちなみに小さい傷であればレザーマニキュアを使わずとも普通のマニキュアで修復することが出来ます。
普通のマニキュアであれば買わなくても家にあるという人もいるでしょう。
また、最近では100円ショップなどでもマニキュアを買うことが出来ます。
なので、小さい傷や応急処置としてなら普通のマニキュアを使うのも良いでしょう。
しかしながら、頻繁に傷をつけるのであれば専用のものを買っておくのが良いかと思います。
やはり専用のレーザーマニキュアを使った方がきれいに修復できますから。
エナメル素材が雨に弱い理由は?
最後はエナメル素材が雨に弱い理由についてです。
前半にも書いたようにエナメル素材は防水性がないわけではありません。
しかしながら、完全に防水とまではいきません。
これはエナメルが温度や湿度の急激な変化に弱いことと関係しています。
というのも、こういった急激な変化があるとエナメル素材がひび割れてしまうことがあるのです。
ひび割れるごとに修復することが出来れば良いのですがそうでなければその部分から浸水してしまうことも。
そういった理由でエナメル素材は完全に防水だとは言えないのです。
また、雨でぬれたエナメル素材を放置しておくことが湿度の急激な変化となりひび割れの原因になりかねません。
ちなみに濡れてしまった場合には、
- 柔らかい布などでしっかりと水気を拭きとる
- 風通しが良いところに置いて乾燥させる
といったように対処をしましょう。
これを怠ってしまうと大切な靴やカバンなどにひびが入ってしまいかねません。
ここで防水でないのなら防水スプレーを使えば良いのではと思った人もいるかもしれません。
しかしながら、エナメル素材に防水スプレーは使えません。
というのもエナメル素材に防水スプレーを使うとムラの原因になってしまうのです。
なので、エナメル素材には防水スプレーを使わないようにしてください。
まとめ
今回はエナメル素材について書いてみました。
エナメル素材は手入れがそこまで大変ではありません。
ただ、やらないでよいというわけでもないのです。
しっかりと日々の手入れを怠らないようにしましょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。