ドアノブ(鍵)の仕組みと構造を解説!分解するとどうなるのか

ドアって当たり前ですけど押しただけでは開きませんよね。

開くドアも中にはあるかもしれませんが大抵のドアはドアノブをひねらないとドアが開きません。

これってどういう仕組みになっているのか知っている人っていますか?

僕はもちろん知りませんでしたしほとんどの人は知らないでしょう。

というよりかはどんな構造になっているのかなんて考えたことすらなかったという人も多いかと思います。

そこで今回はドアノブの仕組みについて書いてみました。

今回の調査内容は↓

  • ドアノブの仕組みは?
  • ドアノブを修理するには?

となっています。

それでは発送開始!

広告







ドアノブの仕組みは?

まずはドアノブの仕組みについてです。

冒頭にも書きましたがドアノブがどのように作動しているのかを知っている人は少ないかと思います。

ここではドアノブがどのような構造になっているのかというのを説明していきますね。

まず構造を知るに際してどのような部品で構成されているのかというのがわかると良いかなと思います。

ドアノブというのは↓

出典先:https://www.miwa-lock.co.jp/lock_day/glossary/lock/12.html

こういったような部品で構成されています。

それぞれの部品の説明を簡単にしていきますね。

レバーハンドル

これはドアの取っ手の部分のこと。

これを回すことによってドアを開くことが出来ます。

回すことによってラッチボルトの出し入れに作用するようになっています。

ラッチボルトについては次に説明しますね。

広告







ラッチボルト

先程も書いたようにドアノブの動きと連動する部品となっています。

ドアを横から見てドアノブを回すと動くのがラッチボルトです。

このラッチボルトは別名として空締めボルトと呼ばれることもあります。

このラッチボルトというのは扉が風や何らかの理由で押されたときにそれだけではドアが開かないように仮締めしておくために存在しています。

これは錠面から常に突き出すようになっておりドア枠側に取り付けられたストライク・プレートという受け皿にドアがしまっている状態の時は動かないように嵌まっています。

ただ、ドアノブを回してラッチボルトが引っ込むことによって仮締めの状態が解除されてドアが開くようになるのです。

また閉める時にはラッチボルトは三角になっているため、

  1. 受け皿に当たることによって徐々に引っ込められる
  2. 完全に閉まった時に再びラッチボルトが受け皿にはまる

といったような手順で仮締め状態に戻るといったような仕組みでドアノブは開いたりしまったりするのです。

この説明だけではわからない人はドアを横から見て実際に開け閉めしてみてください。

するとラッチボルトがどのような動きをしているのかがわかるようになるかと思います。

ストライク

先程も書いたようにラッチボルトの受け皿となります。

また、デッドボルトの受け皿のこともストライクと言います。

デッドボルトについては次に紹介しますね。

広告







デッドボルト

これはドアを閉めるための部品です。

  • こじ開け
  • 押し込み
  • 切断

といったような暴力破壊に耐えられるようになっています。

これが突き出しているときはラッチボルトと違ってドアノブを回してもドアは開きません。

この部品はレバーハンドルではなく、

  • シリンダー
  • サムタ-ン

と連動しているからです。

これらについても次で説明していきますね。

シリンダー

これはいわゆる鍵穴のことです。

ここに鍵を差し込んで回転させることによってデッドボルトを出し入れします。

サムターン

これは鍵を開け閉めするためのつまみのことです。

ここでもシリンダーと同じようにデッドボルトに作用することが出来ます。

 

とこのようにドアノブというのは様々な部品から構成されています。

このように構成されている部品について知ると仕組みについても理解することが出来たのではないかなと思います。

これだけではいまいちピンと来ないという人は実際にドアノブを回したりしながら考えてみてください。

そうすれば仕組みについて理解することが出来るようになるかと思います。

広告







ドアノブを修理するには?

続いてはドアノブを修理するにはどうすれば良いのかについてです。

ドアノブは先ほども書いたように案外複雑な構造となっているため少し歪んだりすると閉まらなくなったり開かなくなったりしてしまいます。

また、ラッチボルトが壊れてしまうとドアノブを回さなくても開いてしまうようになってしまうことも。

最近のドアは防犯対策のために頑丈なものが多いのでこういったことはあまり怒らないのですが古いドアではよくこういったことが起こります。

古い学校のドアや祖父母の家のドアなどでこういったようなことになっていませんか?

そういった故障はラッチボルトの破損が原因なのです。

このようにさっき仕組みを知ったことによって故障の原因が何なのかがわかるようになっているでしょう。

ただ、それを直すということになると話は別です。

先ほど説明した仕組みはあくまでも簡単なものなので内部の構造はさらに複雑です。

そのため自分でドアノブを直すということも出来ないことはないでしょうが正直難しいです。

そのためドアノブが壊れたという時はプロに修理を頼むのが得策でしょうね。

修理してくれる業者は結構多いので一度「ドアノブ修理」と調べてみてください。

すると自分の家の近くの業者がズラーっと出てきますから。

また料金は業者によっても変わってきますがおよそ1万円前後で修理を行ってくれるところもあるようです。

ただ、これも状態によりますから一度見積もりを出してみるのが良いでしょう。

まとめ

今回はドアノブの仕組みについて調べてみました。

そこまで普段は気にならないことですが知ってみるととてもよくできている構造に驚かされます。

押すという動作と回すといった動作の中にこんな複雑な構造があるとは思いもしませんでした。

これを作った人はどんな人なのか気になります。

他の普段は気にならないような身近なものにもこういった驚かされているような仕組みが隠されているのでしょう。

聞く分には何だそんなものかと思うようなものでもいざそれを自分で考えられたかと思うと多分無理でしょう。

そう考えるとそれらを作り出した先人には頭が上がりませんね。

今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

広告