青かびを食べたらどうなる?害や毒性にパンやもちの青かびの対策法も!

青かびを食べるとどうなるか知っていますか?

ブルーチーズに生えているので食べても大丈夫なのではないかといったように思う人もいるかもしれません。

しかしながら、餅やみかんに生えている青かびとなると食べるのが憚られますよね。

実際のところ青かびは食べても良いものなのでしょうか。

気になったので今回は青かびは食べても大丈夫なのかについて書いてみました。

今回のお届け内容はこちら↓

  • 青かびとは?
  • 青かびに害や毒性はあるのか?
  • 餅やみかんに生えている青かびを食べても大丈夫なのか?
  • 食品をカビから守るには?

となっています。

それでは発送開始!

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青かびとは?

まずは青かびとは何なのかについて書いていきますね。

青かびはウィキペディアに、

アオカビはアオカビ属に属するカビの総称で、もっとも普遍的に見られる不完全菌の一つである。

参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%AA%E3%82%AB%E3%83%93

と説明があります。

ここに書いてあるように青かびというのはカビの種類ではなく青かび属に属するカビの総称のことです。

そのため胞子の色が肉眼で青みを帯びた水色に見えることからこの名前が付きましたが白や緑がかった色の種類もあり青かびだからと言って青色という訳でもありません。

青かびが生えやすいのは食品で特に餅やみかんといったようなものによく生えます。

また、青かびはコロニーを形成しますがコロニーは青みがかった色になります。

ちなみに似ているカビはコウジカビです。

コウジカビのコロニーも青がかっているので肉眼では見分けることが難しいよう。

また、他にも青がかったコロニーをつくるカビは多いです。

そのため、青色だからといって青かびだと判断するのは早計と言えます。

先程も書いたように青色ではない青かびも存在するので。

カビは無数に種類があるので基本的に素人には見分けは付かないものだと思っておいた方が良いでしょう。

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青かびに害や毒性はあるのか?

続いては青かびに害や毒性があるのかについてです。

カビは種類によってはカビ毒を持っていることがあります。

そのため、人間に害を及ぼすことも多いです。

しかしながら、青かびはカビ毒を作らないものが多い種類。

そのため、健康な人間には害を及ぼさないことも多いです。

ただ、先ほども来たように青かびは青かび属の総称であって特定の種類ではないので青かびの中にもカビ毒を作り出すものはあります。

米を変色させる青かびである、

  • ペニシリウム・シトリナム
  • ペニシリウム・イスランジカム

これらにもカビ毒を作り出す種類なので人体にも害があります。

このペニシリウム・シトリナムは「シトリニン」を産生するカビ。

シトリニンは腎臓に悪いカビ毒で腎細尿管上皮変性を引き起こすとされています。

検出例は非常に少ないようですがこのように危険な青かびもあるということです。

また、青かびが植物に寄生することによっておこる「青かび病」というものもあり植物に悪影響を及ぼす種類もあります。

ブルーチーズのカビである「Penicillium roqueforti」のように有益な青かびがあるとともに有害なものもあるということです。

また、専門家でない限りそれらを区別することは難しいでしょう。

なのでチーズなどに生えている食べられるもの以外は基本的に毒性があるものとしておいた方が良いかもしれませんね。

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餅やみかんに生えている青かびを食べても大丈夫なのか?

最後は餅やみかんに生えている青かびを食べても大丈夫なのかについてです。

餅やみかんに良く生えるカビが青かびなのですがカビが生えてしまったものを食べても良いものかと気になる人は結構いるかと思います。

なんといってもカビが生えてしまったものを捨てるとなるともったいないですからね。

先程も書いたように餅やみかんに生えている青かびは確かに無害なものが多いです。

そのため、生えているものが青かびだけであればそこまで問題はないかもしれません。

しかしながら、生えているのは青かびだけではありません。

青かびが生えてしまっているということは他のカビも一緒に生えてしまっている可能性が高いのです。

他のカビの中にはもちろん有害なものもあるでしょうからそれを食べるというのは大変危険と言えます。

絶対にやめましょう。

カビ毒を摂取することによって、

  • 肝障害
  • 腎障害
  • 消化器系障害
  • 発がん

といったような弊害が出てきます。

このようなリスクを冒してまでカビを生えたものを食べるべきではないです。

生えてしまった食品には手を付けないようにしましょう。

また、カビが生えている表面だけを取り除いたとしても目に見えないところまで入り込んでいる可能性があります。

なので表面だけを取り除いても食べられないというように考えましょう。

とにかくカビが生えてしまっている食品には手をつけないようにするのが良いです。

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食品をカビから守るには?

カビから食品を守るためにはカビのことを知っておく必要があります。

カビについて知ることによって対策を打つことが出来るというものですから。

いくつかカビの性質を挙げていきますね↓

  • 熱に弱い
  • 乾燥に弱い
  • 低温でもカビは生える
  • 生えるには酸素が必要
  • 多量の胞子を産生
  • カビは食品と親密な関係がある
  • 食品を汚染したカビがカビ毒を産生するとは限らない

出典:http://www.mac.or.jp/mail/100701/03.shtml

こういったような性質をカビは持っています。

これらから↓

  • 加熱によりカビを対策する
  • 多湿のところで食品を保管しない
  • 低温の場所に置いているからといって安心しない

といったようなことがカビから食品を守るのに効果的であるということが分かります。

それぞれの対策法について軽く説明していきますね↓

加熱によりカビを対策する

長期期間保存する食品は保存する前に加熱するようにしましょう。

そうすることによってカビを防ぐことが出来ます。

これはなにもカビだけではなく食べ物が腐るのを防ぐことにも効果的です。

多湿のところで食品を保管しない

多湿だとやはりカビが生えやすいです。

なので乾燥剤などを使って出来るだけ食品を乾燥したところで保管するようにしましょう。

低温の場所に置いているからといって安心しない

低温の場所に保管しているとカビも生えにくいと思う人もいるかも知れません。

しかしながら、カビは低温の場所であっても生えてしまいます。

なの低温の場所で保管しているからと言って油断しないようにしましょう。

まとめ

今回は青かびを食べたらどうなるかについて書いてみました。

青かびは毒性がないカビですがほとんどのカビには毒性があります。

しかもそのどれもが怖いものばかりです。

基本的にカビは口に入れないようにしましょう。

今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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