皆さんはアクリル板といえば何を思い浮かべますか?
ハンドメイドをよくする方であれば、キーホルダーや棚扉などでしょうか。
また、ガラスの代わりとして使うという人も多そうですね。
ちなみに水族館の水槽にもアクリルが使われているんだとか。
そんなだれでも簡単に手に入れることが出来て加工も比較的しやすいアクリル板。
しかしながら、アクリル板の掃除の方法を知っているという人は少ないのではないでしょうか。
そこで今回はアクリル板の手入れ方法などについてまとめてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- アクリル板の磨き方
- アクリル板掃除方法
- アクリル板の水垢や油汚れの対処法
となっています。
それでは発送開始!
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アクリル板の磨き方
アクリル板は長年使っていると曇りがかったように白くくすんだり引っ掻きキズがついてしまいますよね。
そういった時に買い替えが簡単に出来るものであれば買い換える方が早いですがそうもいかないこともあるかと思います。
そうなるとそれをどうにかして綺麗な状態に戻したいところ。
ここではアクリル板の汚れ別に掃除の方法を紹介していきますね。
アクリル板の表面の汚れを落としたい時
アクリル板の表面についた手垢などの汚れを取りたいときには中性洗剤を使って水洗いするのが良いかと思います。
汚れている部分をかわいた布などで拭くと逆に傷がついてしまうのでやめましょう。
また、取り外しが出来ないアクリル板であれば水洗いができないかと思います。
そんな時はガラスマジックリンを使うと汚れが落とせるのでぜひ試してみてください。
アクリル板の擦り傷を消したい時
アクリル板についてしまった擦り傷は汚れではないので洗剤ではキレイにすることは出来ません。
なので、ヤスリなどを使って傷の溝を浅くしていくことで目立たないようにする必要があります。
しかしながら、傷の周りの部分だけヤスリで磨くと他の部分と比べてその部分だけがへこんでしまうので全体的に磨いてあげるようにしましょう。
ただ、これをするのには結構な労力がかかってしまいます。
なので、応急処置程度でも大丈夫なのであれば、
- クリアクラッカーを使う
- マニキュアのトップコートを塗る
といったようにして処置するのが良いでしょう。
これでも一時的な処置にはなるかと思います。
アクリル板のくすみを取りたい時
アクリル板が全体的に小さな傷がついてヤスリをかけたように白くくすんでしまっているものにはアクリル板専用の研磨剤を使うのが良いでしょう。
アクリル板専門のメーカーが出している研磨・艶出し剤なので間違いないかと思います。
アクリル板掃除方法
アクリル板には数ヶ月でホコリや汚れがついてしまいます。
ちょっとしたものであれば軽く拭き取るだけで十分でしょう。
しかしながら、しつこいものだとそれだけでは対応できなかったりします。
そこでアクリル板をしつこい汚れを落とすための掃除方法について紹介していきますね。
まず、
- 柔らかい素材の布(メガネクリーナー、ハンカチなど)
- 中性洗剤
- 洗面器、桶など水が溜められるもの
- 霧吹き
- リンス
といったようなものを準備してください。
これを準備できれば掃除に使うものはすべて揃うかと思います。
使うものがそろったところで手順を解説していきますね↓
- まずは洗面器に水を張ってそこに中性洗剤を混ぜる。(この時、洗剤は少量でも大丈夫)
- 次にそれを泡立たないように軽く混ぜる
- そこに布を浸して硬く絞る
- 絞った布でアクリル板の汚れた部分を中心に軽い力で拭く(擦るというより撫でるように優しく)
こういった手順で行っていけば掃除は完了です。
この時点で綺麗になっているのですがこのままではまた汚れが付いてしまいます。
なのでこれ以降に汚れが付着しないようにしてあげる必要があるのです。
それは↓
- 霧吹きのボトルに水を入れてそこにリンスを2、3摘垂らして混ぜる
- それをアクリル板に吹きつける
- 乾かないうちに布でキレイに拭き取る
これで完了です。
こうすることで静電気によるホコリの付着を防ぐことができます。
しかし、効果が続く期間は約1週間とあまり長くはありません。
なので、気づいた時にその都度散布するようにしておくようにしましょう。
そうすればアクリル板をキレイに保つことが出来るかと思います。
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アクリル板の水垢や油汚れの対処法
水周りにあるアクリル板には水垢がついてしまうことがあります。
しかも、放置すると固着してしまい簡単には落ちない汚れになってしまいかねません。
そんな時にはサンポールを使ってみてください。
サンポールが家にないという場合には酸性洗剤や食酢でも問題ありません。
水垢というのは主にミネラルが原因なので酸性の洗剤を使えば落とすことが出来るのです。
油汚れの対処法
水周りで使っていると、油汚れなんかもつくことがあるかと思います。
この汚れも同じで中性洗剤を使って汚れを落とします。
普通は油汚れといえば弱アルカリ性の洗剤を使いますよね。
ただ、マジックリンなどの原液に浸け置きして洗い流せば十分汚れを落とせるかと思います。
また、それで落ちない場合は弱アルカリ性の洗剤を希釈して使ってみてください。
アクリル板は弱アルカリ性であるソーダ灰や重炭酸ナトリウムとの相性は悪くないとされているので使っても大丈夫でしょう。
しかしながら、心配な時はメーカーに確認を取るのが無難かと思います。
アクリル板に使ってはいけないもの
ちなみにアクリル板に1番使ってはいけないのはメラニンスポンジです。
メラニンスポンジは汚れを削るようにして落とすのもの。
なので、これを使ってしまうとアクリル板を傷つけてしまいます。
激落ちくんなどはこのメラニンスポンジに当たるものなので使わないようにしましょう。
また、アルコール使うのも避けた方が良いです。
アクリル板がアルコールと反応して、
- クラック
- クレージング
といった現象が起きやすくなりヒビが入ることがあります。
なので、メラニンスポンジとアルコールはアクリル板に使わないようにしましょう。
まとめ
今回はアクリル板の磨き方などについてまとめてみました。
アクリル板の正しい掃除方法というのを知っていないとキレイになるどころか傷をつけてしまいさらによごしてしまうことになります。
なので、是非気をつけるようにしてくださいね。
今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。