皆さんは、エイを食べたことがありますか?
僕は生まれてこの方エイを食べる機会はありませんでした…。
というより食べることが出来るということを最近知りました。
皆さんの中でも食べたことがあるという人は少ないのではないでしょうか。
そうなると気になるのはエイはどんな味をしているのかということですよね。
どんな味がするのか正直見当すら付かないでしょう。
そこで今回はエイの味はどんなもので美味しいのか調べてみました。
また、どのように調理して食べるのかも気になったのでこちらも調べていきますね。
今回のお届け内容はこちら↓
- エイの味は?美味しいのかまずいのか気になる!
- エイの食べ方は?
- エイの調理法は?
となっています。
それでは発送開始!
広告
エイの味は?美味しいのかまずいのか気になる!
まずは、エイの味について書いていきますね。
皆さんの中には、
「エイは臭くておいしくない」
といったような話を聞いたことがある人がもしかするといるかもしれません。
実際にエイは臭いです。
それはなぜかというと、エイには血液中に尿素が含まれており、鮮度が落ちるとそれがアンモニアに分解されるからです。
アンモニア臭がするとなると、ほとんどの人は臭いと感じると思います。
ウィキペディアで調べてみても、
サメと同様に尿素を体液の浸透圧調整に用いているため、その組織には尿素が蓄積されており、鮮度が下がるとこれが加水分解してアンモニアを生じる。
そのため、一般の魚と同じような料理には向かないともされる。
出典先:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4#%E9%A3%9F%E7%94%A8
とありやはり、臭みがあり食用には向かないと書かれています。
しかしながら、それはしっかりとした下処理を行わなかった場合です。
しっかりとした処理を行えば、美味しく食べることも出来ます。
実際に、日本でもエイを食べる地域がありますし、フランス料理では重宝されるのだとか。
むしろ韓国では、臭みを発酵させることによって増幅させた「ホンオフェ」という加工食品もあるようです。
これに関しては、完全に好き嫌いが分かれる料理だと思います。
ただ、しっかりと処理をして調理されたエイは淡白な味でそこまでクセもないようです。
日本でも食べられるようなので気になる方は一度食べてみるのも良いでしょう。
広告
エイの食べ方は?
続いては、エイの食べ方についてです。
エイはしっかりと処理すれば、普通に淡白な魚のような味なのでいろいろな料理に合います。
相性が良い料理を挙げてみると↓
- 煮もの
- 刺身
- 汁物
- あえ物
- 焼き物
- 煎り物
- 揚げ物
といったように多くあります。
ちなみに、この中でも特に煮物で食べるのが定番のようです。
実際に、北海道では「カスベ」としてエイが下処理済みで販売されており、ひれの軟骨部分を甘辛く煮付けた「カスベの煮付け」が一般的に食卓に上がるのだとか。
また、秋田や山形でもエイの煮付けが郷土料理としてふるまわれるようです。
次点で、唐揚げやてんぷらといった料理で食べられることが多いのだとか。
淡白な味ということですから、揚げ物にしてもおいしいのでしょうね。
ちなみに、ひれの軟骨部分を干したものは、
- 秋田では北海道と同じく「かすべ」
- 山形では「からかい」
と呼ばれるとのこと。
続いて日本以外の、
- フランス
- 韓国
といった国での食べ方も紹介していきますね。
フランス
フランスでは茹でたエイのひれをバターで軽く炒める「茹でエイのバターソテー」がノルマンディーやブルターニュ地方の名物伝統料理として食べられているとのこと。
やはりフランスとでもいうべきか、なかなかおしゃれな料理ですよね。
韓国
韓国では先ほども書いたように、エイの刺身や切り身をツボなどに入れて発酵させた発酵食品。「ホンオフェ」として食べられます
この料理は長く口内に入れておくと口内粘液がアンモニアでただれてしまうという危険さ…。
そんな恐ろしい料理にもかかわらず、韓国では高級食材の一つで行事ごとには欠かせない料理なのだとか。
僕にはそれを食べられるほどの甲斐性は持ち合わせていませんが、そこまでして食べられているとなればその味が気になるところ。
勇気がある人は挑戦してみてはいかがでしょうか。
広告
エイの調理法は?
最後は、エイの調理法について書いていきますね。
あらかじめ下処理がされたものを買ったのであれば下処理は必要ないでしょう。
しかしながら、釣りなどで釣ってきた場合には下処理が必須となってきます。
なのでまずは下処理の方法から紹介していきますね。
下処理は、
- 血抜きをする
- 神経締めを行う
- ヒレと肝を取り出す
- ぬめりを取る
- 流水で流す
- 冷水でしめる
とこのような工程で行います。
とても処理が難しいという訳ではありません。
しかし、エイの針には毒があり危険なので、解体するときには刺さらないように注意しましょう。
また、エイのひれの部分は皮をひくと、
- 外側が白い身
- 内側が赤い身
というように分かれていると思います。
その境目に沿って切るようにしましょう。
ちなみにそれぞれの部位で相性が良い料理が異なり、
赤い身は煮付けや揚げ物
白い身はエイヒレ
といったように分けて料理を作ることをおすすめします。
またエイは肝も食べることが出来ます。
刺身でそのまま食べるのももちろんおいしいですが、煮付けにしてもコクが出て美味しいのでぜひ試してみてください。
下処理といっても、上記のようにそこまで難しいものではなく、手間がかかりすぎるという訳でもありません。
釣りに行って釣れることがあれば食べてみるのも良いでしょう。
しかし、食用に向かないエイもいます。
そこのところはしっかりと調べてから持って帰ることをお勧めします。
また、ヒレと肝を取り出す工程まではその場でやっておきましょう。
可食部以外はその場で海に捨てることが出来て楽なので。
まとめ
今回はエイの味や調理法について調べてみました。
調べているうちに僕もエイを食べてみたくなってきました。
スーパーや魚屋でも売られていることがあるようなので見かけたら食べてみてはいかがでしょうか?
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。