みなさんは石粉粘土というものを知っていますか?
趣味でそういったものを使うという人は知っている人もいるかと思います。
しかし、そういった人でも石粉粘土について詳しく知っているという人は少ないのではないでしょうか?
今回は石粉粘土について全く知らない人から石粉粘土を使っている人でもう少し知識をつけたいなんて思っている人のために色々とまとめてみたいと思います。
今回のお届け内容はこちら↓
- そもそも石粉粘土ってどんなもの?
- 石粉粘土の強度は?
- 石粉粘土の使い方と作り方
- 石粉粘土の塗装方法
となっています。
それでは発送開始!
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そもそも石粉粘土ってどんなもの?
石粉粘土を使ったことがある人でも使い方は知っているけれども性質や特徴についてはあまりよく知らないという人は結構いるのではないでしょうか。
そんな人や全く石粉粘土について知らないという人のために石粉粘土とはどんなものなのかについて軽くまとめようと思います。
石粉粘土とは
石粉粘土とは名前の通り石を粒状に砕いたものを薬品や接着剤を使って粘土状にしたもののことです。
幼稚園や小学校で使ったりする油粘土や100均で買えるような紙粘土と同じように自由自在に造形が出来ます。
また日本で売られている石粉粘土にはいくつか種類があって、
- フェルモ
- ラドール
- ファンド
とこの3つが主に売られています。
石粉粘土の特徴
石粉粘土には様々な特徴があります。
いくつか挙げてみると↓
- 手に付きにくい
- 固まった後でも削って手直しができる
- 削りすぎてもやり直しが効く
- 固まった後は軽くなる
- 臭いがほとんどない(防腐剤の臭いがすることも。)
- 線を付けたり消したりしやすい(型どりしやすい)
- 値段が安い(1袋400gで約300円〜500円)
といったようなものがあります。
固まった後に軽くなるのは乾燥して固まる時に中の水分が蒸発するのでその分の重さが失われるためです。
紙粘土なんかも同じように乾燥すれば軽くなりますよね。
また、削りすぎてもやり直しが効くというというのは石粉粘土は固まった後でも水で濡らせばまたある程度柔らかくなるためです。
なので、削りすぎた部分に少し多めに石粉粘土を盛り付け固まった後に削って調節し境目は水を垂らしてヘラ等でならせばやり直しが出来るのです。
失敗しても何度も作り直せるというのはとても嬉しいですよね。
また、粘土を使ったあとは手が汚れたり変な粘土特有の臭いがついたりしがちですよね。
石粉粘土にはそれがないのでストレスフリーでより楽しく創作出来るのです。
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石粉粘土の強度は?
石粉粘土は一見触って見た感じでは頑丈そうに感じるかもしれません。
また石粉粘土という名前からも硬いイメージを想像する人も多いかと思います。
しかしながら、実際には割ともろくて折れやすいです。
また、水分が蒸発して固まるのでひび割れが出来やすかったりもします。
なので扱いには注意するようにしましょう。
石粉粘土の使い方と作り方
まず、袋から出したらよくこねてください。
ここで少し水を加えながら混ぜると造形する時に使いやすくなりひび割れが出来にくくなります。
粘土の水分が均等になるまでこねた後は自分の好きなように造形して乾燥させます。
乾燥させると表面が素焼きをしたような質感になると思います。
そして、あとは自分が満足いくまで微調整のために削ったりひび割れた部分の継ぎ接ぎをしてください。
先程も書いたようにひび割れを直す時は水をたっぷり使うと粘土がつきやすくなるかと思います。
このように他の粘土での作り方と大きな違いがあるわけではありません。
何か特別なものが必要だったり火を使ったりすることもないです。
なので、誰でも比較的簡単に使えるのではないかと思います。
石粉粘土の保存方法
作品を作った後に余りの粘土が出てくることもあるかと思います。
未開封のものに関してはそのまま保存しておいても問題ありません。
しかしながら、開封済みのものは袋の空気を抜いてクリップ等で留めてあげて乾燥を防ぐようにしましょう。
あらかじめ水で濡らした後に保存しておけばより乾燥せずに長持ちします。
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石粉粘土の塗装方法
石粉粘土の塗装方法は主に2つあります。
それが、
- 油性ペン(POSKA、マッキーなど)で着色する方法
- アクリル絵の具で着色する方法
の2つの方法です。
どちらも100均で手に入るのでコストもかからずに済みます。
油性ペンでの着色は乾いた作品に直接描いていくだけなので非常に簡単です。
そして、アクリル絵の具のように水で薄めないのでマットな仕上がりになりますし模様も描きやすいという特徴があります。
アクリル絵の具も直接作品に塗ればいいだけです。
仕上がりは油性ペンほどマットな仕上がりにはなりませんが重ね塗りをしていけばそれほど違いはなくなります。
このように書くと油性ペンの方が優れているように思うかもしれません。
しかしながら、絵の具にも色を組み合わせて作ることが出来るため色の幅が広くなるというメリットがあります。
なので、より繊細な色の違いを求める方はこっちの方法を使うのがいいでしょう。
例えば、陶器のような質感のあるアクセサリーを作りたいという方は絵の具の方がより雰囲気を出せるかと思います。
また、すでに作品にニスを塗ってしまってるといった場合であっても油性ペンやアクリル絵の具での着色が可能です。
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綺麗に着色できない時
作品に上手く着色できない時には、
- あらかじめ薄く線を書いておいて色付けの目安を決める。
- マスキングテープを使って余計なところまで塗らないようにする。
といったような工夫をしてあげるのがいいでしょう。
また、羽毛立ちのせいで着色しにくい時は筆などで薄くシンナーを塗ってみてください。
石粉粘土にはシンナーには溶けない性質があるのでうまくコーティングされて羽毛立ちが抑えられて着色しやすくなると思います。
まとめ
今回は石粉粘土について色々とまとめてみました。
石粉粘土は紙粘土などと比べると難しそうに思われるかもしれません。
しかしながら、石粉粘土は他の粘土と比べても使いやすい粘土。
なので、粘土初心者の方にもおすすめの粘土だと思います。
また、粘土初心者ではない人にとっても魅力的なものといえるでしょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。