サラダだけではなくおひたしやお味噌汁に入れても美味しいクレソン。
スーパーマーケットで売っているのをたまに見かけますが300円ぐらいするものもあって意外と高いですよね。
また、売ってないところも多いのでクレソンを自分で採取できないものかと考えている人も少なからずいることでしょう。
しかし、そもそもクレソンが自生しているのか分からないと行くに行けないですよね。
そこで今回はクレソンは自生しているのかなどについて書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- クレソンは自生している?
- 野生のクレソンの生息地
- クレソンの収穫時期の季節は?
- クレソンの栄養
となっています。
それでは発送開始!
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クレソンは自生している?
結論から言うとクレソンは自生しています。
クレソンは非常に強い繁殖力をもつ植物で水辺で見かけることが多いです。
というのもクレソンは湧水の近くなどの綺麗な水のそばはもちろん、どぶ川でも普通に繁殖できる程の力を持っているのです。
これは色々なところで採集できるといううれしい点でもありますが衛生面を気を付けないといけないということでもあります。
もし自生しているクレソン採取して食べようと思っている方がいれば生食するのはよっぽどきれいな場所でないのならやめておいた方が良いでしょう。
微生物や細菌が付着している場合があるので体調を壊してしまうかもしれません。
クレソンはどこから来たのか?
クレソンはもともとフランス語。
日本で呼んでいるクレソンというのは英語名でのウォータークレスのことを言います。
ちなみにクレソンの和名はオランダガラシ。
これは明治元年前後にオランダ船によって日本にもたらされたことが由来になっています。
野生のクレソンの生息地
クレソンは先述したように非常に繁殖力の強い植物なので川辺やドブ川でも生息しています。
とはいえ雑草がたくさん生えているところでは見分けがつかないことが多いです。
なので見つけやすいクレソンが生息しているポイントとしてはセリや山葵と同じで水質のキレイな小川です。
また、湧き水の周辺などにも自生することが多いとのこと。
なので、そういったところを重点的に探してみると見つけやすいのではないかと思います。
クレソンの収穫時期の季節は?
クレソンは通年出回るように栽培されています。
なので、ある時期に収穫量が減るということはあまりありません。
ただ旬というものはちゃんとあって本州で自生しているクレソンの旬は春となっています。
3~5月の時季のクレソンが1番鮮やかな緑をしており食感もみずみずしく柔らかいのです。
これが初夏から夏にかけては茎が太くなってしまい全体的に固くなってしまいます。
ただ、沖縄県で栽培されているクレソンは11月~12月が旬となるよう。
暖かい気候であるためこの時期がちょうどいい食べ頃になるのでしょうね。
クレソンの育て方
自生しているクレソンを採取するのに抵抗があるという方はクレソンを育てることをおすすめします。
アブラムシやナメクジなどの害虫に気をつけておけば野生のものよりもはるかに寄生虫などのリスクは低くなります。
さて、クレソンの自宅での育て方ですがいちばん簡単な方法は湿った土を用意してそこに植えるという栽培法です。
クレソンは夏は涼しく冬は温暖な地域のきれいな水のある環境を好みます。
なので、極端に暑いところや寒いところに置かないようにしましょう。
それからこまめに水を変えて害虫に気をつけていれば生育は良くなります。
水の入ったコップにさして日当たりの良い場所に置いておくという水栽培をすることも出来ます。
しかしながら、水栽培で水に浸けたままだと十分な酸素が供給されないためにクレソン内に有毒成分ができることも。
なので、食べるつもりで水栽培するのであればたまに根を水から出して空気に触れさせる手間が必要になってきます。
そのため、却って面倒になることもあるのでおすすめはしません。
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クレソンの栄養
クレソンには色々な栄養素が含まれておりたくさんの効能をもっています。
ここでは主なものをいくつか紹介していきますね。
カリウム
カリウムには体内の余分な塩分を体外に排出する働きがあります。
それによりむくみや高血圧に効果的です。
また、筋肉の収縮を正常にする働きもあり筋肉痛やこむら返りの改善にも効果があります。
カルシウム
カルシウムと言えば骨や体をつくるもとになる栄養素。
これが不足してしまうと、
- 骨粗しょう症
- 神経過敏
などといった不調をもたらすことがあります。
そんなカルシウムもクレソンから摂取することが出来るのです。
シニグリン
クレソンにはシニグリンというクレソン特有の辛味成分が含まれています。
シニグリンは大根やワサビなどにも含まれていているもの。
効果としては
- 血行促進
- 食欲増進
- 脂肪消化
といったようなものがあります。
また、殺菌効果が強いため食中毒の予防や口臭予防などにも効果的です。
βカロテン
かぼちゃ、にんじんなどの緑黄色野菜に豊富に含まれるβカロテン。
これには体内でビタミンAに変換されて皮膚の強化や美肌にしたりする働きがあります。
また、抗酸化作用があるので生活習慣病の予防やアンチエイジングにも効果的です。
ビタミンA
ビタミンAの主要成分であるレチノールには肌をきれいにしたり鼻や喉などの粘膜を正常化する効果があります。
また、ビタミンAは積極的に摂取することで肌のキメを細かく美しくする効果も。
さらに目の健康にも有効な成分らしくパソコンなど目を酷使する仕事をする方にはおすすめです。
ビタミンC
ビタミンCには紫外線によるメラニンの生成を抑制しシミやソバカスができるのを予防する効果があります。
また、活性酸素を除去する抗酸化作用が高いので美肌やアンチエイジングにも効果的です。
鉄分
鉄分は血中で酸素を運ぶヘモグロビンをつくる働きがあり貧血に効果があります。
また、鉄分不足はうつや睡眠障害の原因になることもあるので摂取しておきたい栄養素ですね。
まとめ
今回はクレソンについて色々とまとめてみました。
クレソン狩りをしようと思っている方はぜひ今回紹介した知識を参考にしてみてください。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。