きなこに健康食品というイメージを持っている人も多くいると思います。
そのため、健康のために食べているという人も多いでしょう。
そういった人の中できなこの消化について気になっている人も多いでしょう。
全員がそうではないと思いますがきなこは食物繊維が多いので消化に悪いのではないかと考える人もいるかと思います。
実際に食物繊維の多い海藻なんかは消化に悪いですからね。
また、きなこの原料である大豆も消化に悪いのでそれできなこの消化を気にする人が多いのでしょう。
そこで今回はきなこの消化について書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- きなこは消化に良いのか悪いのか
- きなこには食物繊維が多いのか
- きなこの効能は?
となっています。
それでは発送開始!
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きなこは消化に良いのか悪いのか
冒頭にも書いたようにきなこの原料となる大豆は消化に悪い食材です。
しかしながら、きなこは消化に悪くありません。
というよりか、むしろきなこは消化に良い食品と言っても問題ないでしょう。
というのも、大豆は煮豆で食べるのであれば60~70%程度しか消化・吸収されません。
また、やはり食物繊維が多く含まれているために消化に時間がかかります。
とはいえ、きなこに加工すれば消化は良くなります。
元は消化に悪い大豆も粉にすることによって消化が良くなっているのです。
このように大豆はそのままでは消化に良くないものの何らかの加工を施すと消化に良い食品に生まれ変わります。
その証拠に豆腐や豆乳といったような大豆の加工品も消化に良い食品。
これらであれば90%以上消化・吸収することができます。
皆さんも知っているように大豆はとても豊富に栄養成分が含まれています。
ただ、そのまま食べるだけではその一部しか消化することが出来ないためにその栄養成分を吸収することが出来ません。
なので、
- きなこ
- 味噌
- 納豆
- 豆腐
- 豆乳
といったような大豆の加工品を取り入れた方がより多くの栄養成分を吸収することが出来るということなのです。
なので、きなこが消化に悪いのではないかと不安に思っていた人も少なくとも消化に関しては安心して問題ないかと思います。
きなこは食物繊維が多い?
続いてはきなこの食物繊維量についてです。
冒頭にも書いたようにきなこの食物繊維は多い食品。
というのも、きなこは炒ってそれを粉にして作られます。
炒る過程で水分が飛ばされるために重量当たりの食物繊維量は大豆製品の中でも一番多くなっているのです。
また、栄養価もほとんど変わらず大豆丸ごとの栄養を手軽にとることができる便利な食材。
ちなみに食物繊維には、
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
と言ったような2種類に分けることが出来ます。
きなこにはこのどちらも含まれているのですが不溶性食物繊維の量が圧倒的に多いです。
不溶性食物繊維というのは名前のとおり水に溶けない食物繊維のこと。
これには高い保水性があり体内で水分を吸収して膨張する糖特性があります。
それにより、腸を刺激して活発化させるという働きを持ちます。
またその他にもビフィズス菌を増やして腸内環境を整えるといった働きも。
しかしながら、不溶性と水溶性は2対1の割合でバランスよくとることが大切となっています。
ただ、きなこだと不溶性食物繊維に偏ってしまう恐れがあります。
そのため水溶性食物繊維を含む、
- リンゴ、ミカン等の果物
- 芋類
- キャベツや大根等の野菜類
- こんぶやわかめなどの海藻類等
- 大豆やカラス麦等の麦類、海藻類等
出典先:http://www.matsushima-hp.or.jp/landmark/evacuation_6.html
といったような食材も併せて摂るようにしましょう。
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きなこの効能は?
最後はきなこの効能についてです。
先ほど書いたようにきなこには多くの食物繊維が含まれています。
しかしながら、それだけではありません。
きなこには他にも多くの栄養成分が含まれています。
それが↓
- 大豆イソフラボン
- タンパク質
- 葉酸
- 鉄分
といったようなものです。
それぞれの効能について簡単にまとめておきますね。
大豆イソフラボン
イソフラボンは大豆に含まれる栄養成分の中で一番有名なもの。
そのため、ほとんどの人が一度は耳にしたことがあるでしょう。
イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするという成分。
そういったこともあり女性の方には詳しく知っているという人が多いかと思います。
主な効能として更年期障害予防・改善があるということも知っている人が多いことでしょう。
しかしながらそれ以外にも↓
- 肌の新陳代謝を促進、ピチピチお肌
- 髪のツヤ、さらにハリを保つ
- 卵巣内の卵胞を成熟させて卵子を育て、排卵に備える
- 子宮内膜を厚くし、受精卵の着床を準備する
- 乳房や性器、皮下脂肪を発育させ、丸みのある女性らしい体を作る
- コレステロールの増加を抑えて動脈硬化を防ぐ
- 骨を丈夫にする
- 周期的に生理を起こす
- 自律神経を安定させる
- 膣や膀胱の、伸縮性や自浄作用を高める
出典先:http://www.minamitohoku.or.jp/kenkokanri/200607/mame.htm
といったように様々な効能があります。
見てもらってもわかるように、
- 肌
- 髪
- 体形
と言ったように美容効果がイソフラボンには多くありますよね。
美容に関心があるという人も是非きなこを食生活に取り入れてみてください。
タンパク質
たんぱく質というのは基本的には肉類に多く含まれているもの。
しかしながら、きなこは植物性の食品なのにも関わらず多くのたんぱく質が含まれてます。
また、タンパク質にはアミノ酸スコアという評価があるのですがきなこの原料となっている大豆は満点の100。
これは植物性の商品の中ではとても高い数値となっています。
これは大豆に含まれるたんぱく質は量が多いだけではなく質も高いということです。
葉酸
葉酸というのはビタミンBの一種。
これには、
- たんぱく質が作られるのを助ける
- 核酸(DNAの原料)が作られるのを助ける
- 赤血球の生成を助ける
と言ったような効能があります。
鉄分
鉄分は皆さんも知っている通りミネラルの一種。
これには赤血球の成分であるヘモグロビンの元となります。
それにより、貧血の予防に効果的です。
まとめ
今回はきなこの消化について書いてみました。
きなこは本文に書いたように消化に良い食品です。
またそれだけでなく栄養も豊富の食品なので、健康を気にしている人は積極的に取り入れても良いでしょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました