ベンジンの用途や使い方は?捨て方や成分に保存容器や劣化についても!

服に付いた油の染み抜きをする時にはベンジンというようなことを聞いたことがある人もいるでしょう。

しかし、ベンジン自体どんなものなのか知らないという人がたくさんいるかと思います。

最近では染み抜きを専門の人に頼む人も増えているのでなおさらでしょう。

なので今回はベンジンの使い方など色々なことをまとめていこうと思います。

今回のお届け内容はこちら↓

  • ベンジンの用途や使い方は?
  • ベンジンの捨て方は?
  • ベンジンの成分は?
  • ベンジンの保存容器や劣化はするのか?

となっています。

それでは発送開始!

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ベンジンの用途や使い方は?

ベンジンは主に服の染み抜きとして使うことが出来ます。

まずはベンジンを使っての染み抜きの方法について順を追って説明していきますね。

①窓をあける

ベンジンはとても揮発しやく使っているとかなり石油の臭いが充満してきます。

なのでできるだけ吸い込まないようにするために窓を開けて換気する準備をしておきましょう。

②色落ちテストをする

まずはベンジンとの相性を見るために同じ素材の布かなければ落としたい服の目立たないところにつけてみて5分ほど様子を見ましょう。

これをしておくことで服がボロボロになったり色落ちしたりしてしまうのを事前に防ぐことが出来ます。

③シミの下にタオルを敷く

色落ちが起こらないと判断できればシミの部分に直接タオルを当てて裏返してください。

④ベンジンで叩く

ベンジンをつけた歯ブラシでタオルに汚れを移すような感じで叩いていきます。

この時にベンジンを使い慣れていない人は色ムラを作ってしまうことがあるかもしれません。

なのでムラになるのを防ぐために気待ち広めにベンジンで叩いてぼやかすようにしておきましょう。

こうすることで色ムラになりにくくなります。

⑤乾かす

水ですすいだりはせずにそのまま干してベンジンを乾かします。

水洗いが可能な製品は洗濯が可能です。

 

このような手順を行えばしつこい油汚れや機械油も落とせるかと思います。

もしベンジンを使っても落ちなかったら水溶性の汚れである可能性が高いです。

なのでそういった時には食器用の洗剤を使って洗ってみましょう。

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ベンジンを使う時の注意点

ベンジンを使うにあたって注意すべき点がいくつかあるのでまとめていきますね。

火気厳禁

ベンジンは石油から作られているもの。

そして、ガソリンの1種であるため当然引火しやすいです。

なんでも引火点に関してはなんとー40℃以下なんだとか。

なので、火の元には置いておくと危険なので必ず火から離したところで保管するようにしましょう。

ベンジンを使いながらタバコを吸ったりストーブの近くで使うのも危ないので絶対にやめましょう。

また、静電気でも燃えてしまうことがあるので十分に気をつけて取り扱う必要があります。

換気をする

蒸発したベンジンは空気中に充満するのでかなり臭いがきつくなります。

体にとって良い成分が含まれているという訳では無いのでベンジンを使う時には窓を開けて換気するのを忘れないようにしましょう。

色落ちの確認をする

有機溶剤に弱い素材や染料を使っている衣服の場合にはベンジンを使うと傷んでしまうことがあります。

そのため先ほども書いたようにシミ抜きをする前にテストを行っておけば失敗を防ぐことが可能です。

色落ちテストは白いタオルにベンジンをつけて衣類の目立たないところに軽く押し付けるだけできるので簡単に出来ます。

この時にタオルに色がついていなければ色落ちしないということ。

なので、その服にはベンジンを使っても大丈夫だろうということになります。

精製度の高いものを使う

ベンジンの価格は1リットルおよそ600円~1200円程度と価格にバラつきがあります。

これはベンジンにも良い品質のものと悪い品質のものがあるためです。

もし品質の良くないベンジンをシミ抜きに使ってしまうと生地を傷めてしまう恐れがあります。

なので、値段が少し高いものにはなりますが精製度の高い良質なものを購入した方が良いでしょう。

マスク・手袋を付ける

ベンジンは肌についてしまうと肌荒れや炎症を起こす可能性があります。

なので、マスクと手袋をして使うようにするのが安全です。

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ベンジンの捨て方は?

基本的に1度シミ抜き用に取り出したベンジンは使い切ります。

ただ、たっぷり使うのがシミ抜きをするためのコツなので取り出したベンジンがどうしても余ってしまうこともあるでしょう。

そういった時には残ったベンジンをタオルに染み込ませて日陰のところで干しておくと揮発して勝手に無くなります。

そして、揮発して乾いたタオルは普通に洗濯しても大丈夫です。

この時に使うタオルはベンジンによる変色などの心配のないものか変色しても構わないようなものを使うようにしましょう。

また、たくさんのベンジンが残ってしまった場合にはベンジンを容器に戻して再利用することも出来なくはありません。

しかし、やはり使い切った方が無難かと思います。

そして、ベンジンは有機溶剤ですので捨てるときに洗面所などでそのまま流してしまうということは絶対にしないようにしましょう。

ベンジンの保存容器や劣化はするのか?

ベンジンは、ガラス瓶に入ったものが製品になっています。

また、ベンジン自体は容器を移し替えられることは前提にされていません。

大きなビンから小さなビンに小分けにして保存したいという人もいるかもしれません。

ただ、そういったようなことはあまりおすすめできません。

もしどうしてもということであれば同じガラス瓶に移すのが良いと思います。

ベンジンの成分は?

最後にベンジンの成分についても書いておきますね。

ベンジンは先程少し触れましたが石油からつくられた有機溶剤とよばれる液体。

「 ノルマルヘキサン」というガソリンにとても似ている成分でつくられます。

そのため、無色透明で石油特有の臭いがあるのです。

まとめ

今回はベンジンについて色々とまとめてみました。

シミ抜きに便利なベンジン。

しかしながら、取り扱いには十分注意が必要だということが分かってもらえたかと思います。

くれぐれも正しい使い方を守ってくださいね。

今回はここまで。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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