栄養豊富で味もとても甘い野菜なのでかぼちゃが好きな人は多いですよね。
そんなかぼちゃですがいくつかデメリットがあるということを知っていますか?
栄養満点であるところばかり言われるので知らないという人も多いのではないかと思います。
そこで今回はかぼちゃのデメリットについて書いていきますね。
今回のお届け内容はこちら↓
- かぼちゃは消化に悪い?
- かぼちゃは便秘や下痢の原因になる?
- かぼちゃの食べすぎのデメリット
となっています。
それでは発送開始!
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かぼちゃは消化に悪い?
結論から言うとかぼちゃは消化に悪いと言えます。
というのも、かぼちゃは炭水化物と食物繊維が多く含まれています。
炭水化物は満足感を瞬時にもたらすもので食物繊維は胃に留まる時間を長くします。
また、食物繊維は時間をかけて体内を移動しなおかつ水分を吸収して膨張します。
これらのことから消化・吸収のスピードが遅いと言えるので消化が悪いとされます。
しかし、かぼちゃは満腹感を持続させてくれる食材であるとも解釈出来ます。
そのため、腹持ちが良い食材であるとも言えるのです。
かぼちゃは便秘や下痢の原因になる?
かぼちゃは消化、移動に時間がかかるというだけで吸収を緩やかにする作用もあるために胃腸に刺激を与えて負担になるということはありません。
特にかぼちゃに多く含まれる食物繊維は消化されずに腸まで運ばれて善玉菌のエサとなり善玉菌を増やしてくれます。
これにより、腸内環境が整えられて便秘を防止するデトックス効果が得られるとのこと。
また、消化器官をゆっくり進むかぼちゃには体が栄養素を分解、吸収する時間を十分に与えるためにかぼちゃの栄養分は体に吸収されやすくなっています。
そして時間をかけて吸収されることにより栄養分が吸収されやすいというだけでなく満腹感が持続されるためダイエット効果も。
かぼちゃは消化に悪いからこそ健康に良い食べ物であるというふうにも捉えることが出来るでしょう。
食べ過ぎは便秘の原因になる
かぼちゃだけでなく食物繊維を多く含む食材は便秘予防につながるとされています。
また、便秘である人が摂取することは便秘改善につながります。
しかしながら、便秘になった人が食物繊維をとりすぎると便秘が解消されるどころか便秘が悪化してしまうことも。
食物繊維には、
- 便のかさを増やす「不溶性食物繊維」
- 便を軟らかくする働きがある「水溶性食物繊維」
といった2タイプの食物繊維があります。
この便秘の悪化と関係があるのは「不溶性食物繊維」。
というのもかさが増えすぎることによって逆に詰まってしまうことがあるのです。
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かぼちゃの食べすぎのデメリット
かぼちゃはたくさんの嬉しい効果をもつ反面、いくつかデメリットも持ち合わせています。
ここでは主なデメリットを紹介していこうと思います。
肌が黄色くなる
かぼちゃはβカロテンを多く含む野菜。
これを多く摂取しすぎるとと皮膚が黄色くなる柑皮症という症状が出ることがあるようです。
これは肝臓に負担をかかっているというサイン。
とはいえ柑皮症は黄色くなる以外に大きな健康被害を起こすことはなく、βカロテンを控えれば自然に治るのであまり心配しなくても大丈夫です。
食べ過ぎと太る
かぼちゃは低カロリーではありますが野菜の中では糖質が多めの食材です。
ダイエット中に米やパンの代わりに主食として食べているという方もいるかもしれません。
確かに米やパンと同じ量のかぼちゃを食べるのであればカロリーを抑えることは出来ます。
しかしながら、低カロリーだからと食べすぎてしまうと結局は糖質をたくさん取ってしまい太る原因になってしまうのです。
ビタミン過剰症になることもある
かぼちゃにはビタミンAの元になるβカロテンなどのビタミンがたくさん含まれています。
これらは適正量であれば体にとって良い効果をもたらすものですが過剰に摂取してしまうと、かえって毒になってしまいます。
ビタミンの種類にもよりますが、
- 頭痛
- 吐き気
- 食欲不振
などの症状が出ることがあるとのこと。
しかしながら、この症状はよっぽどたくさん摂取しない限りは発症することはありません。
ただ、こういう可能性もあるということを知っておくだけでも損はしないかと思います。
このように基本的にはカボチャは肝臓にいい食材ですがやはり食べすぎには害があるということが分かりますね。
かぼちゃのメリット
かぼちゃには、様々なメリットがあるので、どんなものがあるのかまとめていこうと思います。
ビタミンが豊富
先程ビタミンB群は少ないと言うことを書きましたが他のビタミンに関しては豊富に含まれています。
ビタミンCに関しては100グラム中に43ミリグラムも含まれているのです。
また、ビタミンCとともに抗ガン的に作用するβカロテンも豊富。
βカロテンは血行をよくして皮膚や粘膜の保護や健康に保つ効果があります。
夏バテ予防になる
かぼちゃは内臓の働きを助けて体を温める作用があります。
そのため、冷え性や疲れやすい人、夏バテ予防にも効果的です。
食物繊維が豊富
カボチャを食べると食物繊維の働きによって便通が良くなります。
それ以外にも美容効果や老化予防、さらには母乳の出をよくする効果も。
ミネラルが豊富
かぼちゃはミネラル分が豊富で特にカリウムや亜鉛が多く含まれています。
カリウムがナトリウムの400倍もあるので高血圧症にも効果的です。
カボチャの種子にも栄養が豊富
一般的にはかぼちゃの種は捨てられるものですが実はとても栄養価の高いものとなっています。
具体的には、
- 質の良いタンパク質
- リノール酸
- ビタミンE
が多く含まれており、
- 動脈硬化予防効果
- 高血圧症予防効果
- 老化防止効果
- 食欲増進効果
などといった様々な効能が期待できます。
また、
- 風邪を引いた時には焼いた種子
- 産前産後のむくみには種子を煎じた汁
が効くようです。
味はとてもシンプルなのでシリアルに混ぜたりサラダにトッピングしたりと色々な食べ方が出来ます。
種までもが栄養満点とは驚きですよね。
まとめ
今回はかぼちゃについて色々とまとめてみました。
かぼちゃについての知識がさらに深まったのではないかなと思います。
是非、周りの友達にも教えてあげてくださいね。
今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。