ろうそくの芯が、
- なくなったり
- 折れたり
して火が付かなくなり困ったことってありませんか?
僕は、そうなってしまうことが多くありました。
替えのろうそくがその場にあれば、問題はありません。
ただ、困るのは替えのろうそくがない場合です。
そんな時に、ろうそくの芯を代用できるようなものがあれば便利ですよね。
ということで、今回はろうそくの芯の代用について調べてみました。
また、ろうそくの芯が何らかの原因で燃えなくなってしまった場合に復活させる方法についても紹介しますね。
これで、ろうそくの芯が出先で燃えなくなり困ることもなくなると思います。
今回のお届け内容はこちら↓
- ろうそく芯の代用と作り方!
- 素材は麻紐かティッシュ?
- 燃えない時に復活法も!
- 芯が燃えなくなった時の復活法とは?
となっています。
それでは発送開始!
広告
芯がなくなったり折れたときの代用は?
まずは、ろうそくの芯がなくなった時の代用について書いていきますね。
代用になりうる素材についてですが、
- たこ糸
- ティッシュペーパー
- 毛糸
- 麻紐
- 紙糸
など基本的に糸なら何でも行けます。
ただし、ティッシュペーパーの場合はねじってこよりにしてから使います。
また、どれでも代用にはなりえますが素材によっては、
- 煙が出すぎてしまったり
- 燃えるのが不安定になってしまったり
する場合があります。
そのため、やはり一番は↓
↑このようなろうそくの芯専用の糸を使うことです。
特に、
- アウトドアなどでろうそくを使う
- アロマキャンドルが好きでよく使う
といった人などは持っておいて損はなおでしょう。
しかしながら、そこまで頻繁に使わずこんなには使いきれないという人の方が多いでしょう。
上記のものをしているという人もそこまで多くはないでしょうからね。
そうなるとやはり、代用品となるものはないのかと気になるところ。
しかしながら、ろうそく専用のものでない限り何らかの欠点はあります。
逆に言うとろうそく専用のものはそれ専用に作られているのでとても使いやすいとも言えます。
ただ、用途によって使い分ければ欠点を最小にまで抑えることも可能です。
今回は、
- 屋内で使う場合
- 屋外で使う場合
の2つに分けておすすめの代用素材を紹介しますね。
広告
屋内の場合
まずは、屋内の場合のおすすめ素材です。
屋内では煙などは最小に抑えたいところ。
その条件では。
たこ糸
を使うのが良いでしょう。
消すときには白い煙が出てしまうことには出てしまいます。
しかし、黒い煙はあまり出ないので部屋の壁や天井が黒ずんでしまう可能性は少ないと思います。
ただ、ロウをあまり吸わないので炎が不安定なのが欠点。
ですが使用するのは屋内。
そこまでの炎を必要とすることも少ないでしょう。
そういった点から、屋内ではやはりたこ糸を使うのが最善といえるでしょう。
屋外の場合
続いては、屋外の場合についてです。
屋外では、
麻紐
を使うのが良いでしょう。
麻紐は、
- 炎が強く
- 火力があり
- 安定もしている
のでアウトドアで使用するのには最適です。
アウトドアで使用するのに、火が弱くては少々頼りないですからね。
ただ、欠点もあって麻紐は黒い煙が結構出ます。
しかし、屋外で使うということでしたらそこまで気にする必要はないでしょう。
屋内のように煤で部屋の壁や天井が黒くなってしまうことを心配する必要もないので。
とこのように、用途別で考えれば欠点を最大限に抑えることが出来ます。
ただ、このどちらも手元にないという場合はやはりティッシュペーパーなどの身近なものを使うほかないでしょう。
しかし、これは黒い煙がだいぶ出てしまうので屋内では使わない方が良いです。
緊急事態など以外は使わないようにしましょう。
広告
芯が燃えて無くなった時の復活法とは?
続いては、芯が燃えなくなった時の復活法について紹介していきます。
特に古いろうそくの時に多いのですが、ろうそくに火が付けられないようになることがあります。
こんな時は大体が、
芯が倒れるなどしてロウに埋まってしまっている
というのが原因です。
これは原因の場合は復活させることが出来るので、捨てなくても大丈夫です。
方法はこんな感じです↓
- 糸の周りのロウを溶かす
- 溶けたら傾けて溶けたロウを外に出す
- 柔らかくなった糸の周りのロウを削る
- 糸の長さが5ミリになるように切る
このようにとても簡単なので、ぜひやってみてください。
ただ、くれぐれもやけどしないように注意してくださいね。
芯が燃えない理由は?
最後は、ろうそくの芯はなぜ燃えないのかを説明していきます。
ここでの燃えるというのは「燃え尽きる」ということです。
よく考えてみれば、ろうそくの芯って糸なのに燃えても燃え尽きませんよね。
あれはなぜなのか知っていますか?
そのヒントになるのは中学生の頃に習った、
【物質が揮発している時は沸点より温度が高くならない】
という物質の性質です。
紙の皿で鍋をするのって見たことありますよね。
こういったやつです↓
あれも普通なら燃えてしまう紙が燃えていませんよね。
ろうそくの芯が燃え尽きないのはそれと全く同じ理由です。
ろうそくが燃えているのは、ロウを揮発させてそのガスを燃やしているためです。
ろうそくが燃えている限りは、ロウの沸点よりも温度が高くなることはありません。
その温度は糸を燃やす温度に達していないので、糸が燃えてしまわないのです。
これについて先程載せた動画でも説明されています。
とても分かりやすく説明されているので、この説明で理解できなかった人は見てみてください。
まとめ
今回はろうそくの芯について調べてみました。
ろうそくの芯の代用を探している中でわかりましたが、ろうそくの芯にもいろいろな工夫がなされているのですね。
なんせ、ろうそくの芯に使われている素材以外を使えば様々な支障が出るのですから。
皆さんの中にも、どんな素材でも同じように燃えるものだと思っていた人は多いと思います。
また、紙の皿で鍋をしても燃えないというのは有名ですが、ろうそくの芯が燃えない理由はほとんどの人は知らなかったのではないでしょうか。
こういった雑学も面白いものですよね。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。