皆さんはゼリーにどんなイメージを持っていますか？
人それぞれ様々なイメージを持っていることでしょう。
そしてその中には消化に良い食べ物といったイメージを持っている人もいるかと思います。
また、病院の先生からそういったことを聞いたという人もいるかもしれません。
しかしながら、今は様々なゼリーが販売されています。
そのどれもが消化に良いとは限らないのです。
そこで今回はゼリーの消化について書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- ゼリーは消化が良い？
- ゼリー常温保存をできる？
- ゼリーは腹痛や下痢の原因に？
- 体調不良の時におすすめのゼリー5選
となっています。
それでは発送開始！
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ゼリーは消化が良い？
ゼリーは基本的に消化が良いとされています。
ゼリーには原材料としてゼラチンが含まれていることが多いですよね。
このゼラチンは天然由来のタンパク質でグリシンという成分が多く含まれています。
グリシンというのはアミノ酸の一種で美肌や抗うつの効果があるとされる成分。
そしてその他にも消化吸収を助けてくれる働きもしてくれます。
そのメカニズムについて簡単に説明しておきますね。
まず脂質の消化には胆汁の中の胆汁酸が必要不可欠。
これはアミノ酸と結びついて胆汁中に分泌されます。
その胆汁酸にはグリシンと結合したグリココール酸というものが3分の2も含まれています。
そして、それが乳化剤として脂質の消化吸収に働きかけてくれるのです。
このことからグリシンを含んだゼラチンは消化が良いと言えます。
しかし、種類によっては消化が良くないとされているゼリーも。
ここではそういったものをいくつか紹介していきますね。
寒天ゼリー
寒天ゼリーは消化が良くないゼリーのひとつとされています。
寒天の原材料はテングサと呼ばれる海藻。
海藻に多く含まれている食物繊維はそもそも消化することが出来ません。
それによる便秘改善効果などもありますが胃腸が弱っている時には胃腸の負担を増やしてしまいかねません。
こんにゃくゼリー
こんにゃくゼリーにはグルコマンナンと呼ばれる成分が含まれています。
これはこんにゃくの主成分とされているもので水溶性中性多糖の食物繊維の一種。
そのため、先程の寒天ゼリーと同様に消化が良いとは言えません。
ゼリー常温保存をできる？
ゼリーは生菓子に分類される食べ物です。
なので、ゼリーは常温保存を指定されている場合を除けば冷蔵庫の中で保存しておくのが最適かと思います。
しかしながら、冷蔵保存しておかなくてはならないゼリーを常温下での保存が避けられないということもあるでしょう。
そういった時にはゼリーが未開封であれば常温保存が可能となっています。
というのも、メーカーにもよりますがゼリーは基本的に密封後に製品を殺菌されています。
そのため、密封された状態が保たれているのであれば常温でも大丈夫なのです。
とはいえ、日光が当たる所や湿度の高いところに置いておくのはよくありません。
なので、直射日光を避けて出来るだけ陰になっている冷暗所に保存しておくようにしましょう。
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ゼリーは腹痛や下痢の原因に？
ゼラチンからできている通常のゼリーはよっぽど食べ過ぎない限りは腹痛にはなりません。
しかしながら、こんにゃくゼリーなどの場合は食べ過ぎると腹痛の症状が出てきたり下痢になってしまうこともあります。
また、胃腸が弱っているときには食べ過ぎずともそういった症状が現れることもあります。
これは水溶性の食物繊維をたくさん摂取することで腸内に溜まった便に必要以上に水分が含まれてしまい、その結果として軟便や下痢、腹痛を起こしてしまうのです。
また、冷蔵庫で冷やしていた冷たいゼリーを食べても腹痛を起こすことがあります。
ゼリーに限らず冷たいものをいきなり食べたり飲んだりすると腹痛になってしまいますよね。
これは、
- 口
- 胃
- 小腸
- 大腸
といったように内臓を冷やしながら消化吸収されることが原因です。
それにより、胃や小腸、大腸の温度が下がってしまい血行が悪くなってしまうのです。
それが消化や栄養を吸収する機能が低下してしまい小腸や大腸での水分の吸収を悪くします。
そして、その結果として悪くなるために腹痛が起きて下痢を引き起こしてしまうのです。
体調不良の時におすすめのゼリー5選
ここまではゼリーの消化に悪い面を書いてきました。
しかしながら、本来ゼリーは消化に良いとされるもの。
そして実際にゼラチンで作られたゼリーは消化に良い食べ物です。
なのでここでは体調が優れない時におすすめの消化に良いゼリーを紹介していきますね。
in ゼリー
これはゼリー飲料の中では知らない人はいないと言っても良いほど有名なものですよね。
色んな色のパッケージがあってそれぞれ違う栄養に特化して摂取できるようになっています。
その中でも普通の食事をするのがしんどいなという時には青色がオススメです。
これは主にエネルギーが補給できるタイプのもので摂取できるカロリーは180kcalと約おにぎり一個分。
また、風邪の時にはうれしいビタミンCも配合されています。
このように体調不良だけどなにか口に入れないといけないといった時にとても向いているゼリーと言えるでしょう。
カロリーメイト
カロリーメイトと言えば黄色いパッケージに入ったスティックタイプの携帯食料を思い浮かべる人がほとんどでしょう。
しかしながら、実はカロリーメイトにはゼリータイプのものもあるのです。
味はりんごでカロリーメイト特有の粉っぽさもなくさっぱりとしているのでとても飲みやすくなっています。
朝バナナ
これはミニッツメイドから出ているゼリー飲料。
朝ご飯を食べる元気がない朝におすすめのゼリーです。
果汁は少ないもののバナナの味はしっかりとしますしヨーグルトの味が爽やかで飲みやすくなっています。
また、しっかりとカロリーも摂れるので午前中を乗り切ることが出来ることでしょう。
1日分のビタミン
これは固形物を食べれない時に不足しがちな栄養であるビタミンをこのゼリー1つで補ってしまうというもの。
しかもただビタミンを取るというのではなく全13種類ある様々なビタミンを摂取できてしまうという優れものです。
味はグレープフルーツでさっぱりとしているためかなり飲みやすくなっています。
まとめ
今回はゼリーについて色々とまとめてみました。
ゼリーというと消化に良いイメージを持っている人も多いことでしょう。
しかしながら、本文でも書いたように消化にあまり良くないものもあるのです。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
