マスタードシードって知ってますか?
マスターシードというのは名前の通りアブラナ属の一年草マスタードの種子です。
皆さんの良く知っているであろうマスタードはマスタードシードをすり潰し水や酢と混ぜたものです。
唐辛子などの香辛料はそのものが辛さを持っていますがマスタードシードはすり潰し水を混ぜて始めて辛さを持つのが特徴です。
あまり見かけないため詳しくは知らないという人も多いでしょう。
そこで今回はまずたーどシードについて詳しく書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- マスタードシードの使い方は?
- マスタードシードの代用品は?
- マスタードシードの効能は?
- マスタードシードの種類は?
- マスタードシードの発芽について
となっています。
それでは発送開始!
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マスタードシードの使い方は?
まずはマスタードシードの使い方についてです。
マスタードシードには多くの使い道がありますがここではおすすめの使い方を紹介しますね。
それがこちら↓
- 自家製マスタードを作る
- ドレッシング作りに使う
- スパイスとして使う
それぞれ詳しく書いていきますね。
自家製マスタードを作る
冒頭にも書いたようにマスタードシードはマスタードの原料です。
そのためマスタードシードを使えば自家製マスタードを作ることも可能なのです。
主な材料は↓
- イエローマスタードシード
- 水
- リンゴ酢
の三つで同じ分量使います。
その他に↓
- レモン汁
- はちみつ
- 塩
- 生のタイムの葉
- ターメリック
といったようなもので自分好みの味に近づけます。
作り方はこちら↓
- イエローマスタードシード・水・リンゴ酢をジャーに入れて封をし冷蔵庫に一晩入れる
- 残りの材料を入れて好みの固さのピューレにする
- 最後にはちみつ、ハーブ類で味を整える
これで完成です。
作り方もそこまで難しくはなく自分好みのものを作ることができるのでお勧めです。
ドレッシング作りに使う
マスタードシードは自家製ドレッシングにアクセントをつけることができます。
ほとんどのドレッシングに合うのでいろいろと試してみてください。
ここではその中の一例を紹介しますね。
材料は↓
- マスタードシード 大さじ2
- 塩 お好み
- 黒こしょう お好み
- 白ワインビネガー 大さじ2
- エキストラバージンオリーブオイル 20cc
- ハチミツ 少々
- ハニーマスタード 大さじ1
作り方はこちら↓
- まずはマスタードシードを見るなどを使い挽く
- 材料を全部混ぜる
これで完成です。
とても簡単なのでぜひ試してみてください。
スパイスとして使う
マスタードシードはスパイスとしても使えます。
カレーなどにスパイスとして入れてもおいしいです。
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マスタードシードの代用品は?
続いてはマスタードシードの代用品についてです。
使い道によって代用できるものは変わってきますが代用は可能です。
先ほど挙げた↓
- 自家製マスタードを作る
- ドレッシング作りに使う
- スパイスとして使う
これらの使い道での代用品をそれぞれ紹介していきますね。
自家製マスタードを作るときに使える代用品
自家製マスタードを作るときにはやはりマスタードシードが必要になってきます。
他のもので代用してしまえばそれはマスタードではなくなってしまうからです。
ただ種を使わずに↓
このようなマスタードシードをあらかじめ粉末状にしてあるマスタードシードパウダーで代用することは可能です。
これならマスタードシードを挽く手間が省けるので便利です。
ただこれでは粒マスタードが作れないのでそこには注意しましょう。
ドレッシング作りに使う代用品
ドレッシングに使う場合にはマスタードシードではなくマスタードで代用することができます。
ただその場合はマスタードに含まれる酸味を考えて酢の量を加減する必要があるでしょう。
ただそこさえ注意すれば十分に代用可能です。
スパイスとして使える代用品
スパイスに関しては他のスパイスで十分に代用可能です。
カレーに使う場合などではマスタードシードが必須というわけではありません。
あくまでアクセントとして加えるだけでなくても味が大きく変わってくるというわけではありません。
また物足りない場合は他のスパイスで簡単に補えます。
カレー多くのスパイスを使うのですから、1つが欠けても大きな違いは出ません。
マスタードシードの効能は?
最後はマスタードシードの効能についてです。
マスタードシードには多くの栄養素が含まれています。
それが↓
- ミネラル
- ビタミン(A・B群)
- グルコシノレート
といったようなものです。
グルコシノレートは細胞が損傷されるとアリルイソチオシアネートを発生します。
アリルイソチオシアネートについては後で詳しく書きますね。
とにかく多くの栄養素が含まれているのです。
そのため↓
- 殺菌作用
- 抗がん作用
- 抗酸化作用
- 抗炎症作用
といったような多くの効能があります。
それぞれ軽く説明していきますね。
殺菌作用
これは先程紹介したアリルイソチオシアネートによる効果です。
この成分には他にも↓
- 防虫効果
- 食欲促進
といった効能があります。
抗がん作用
こちらもアリルイソチオシアネートによる効果です。
アリルイソチオシアネートはイソチオシアネートというグループに属します。
これらには抗がん作用があるとして注目を集めているのです。
これらの成分はアブラナ科野菜に多く含まれているため、国際ガン研究機関もアブラナ科野菜の摂取を奨励しています。
抗酸化作用
マスタードシードには老化の原因となる活性酵素を抑える効果があります。
それにより、
- 動脈硬化の予防
- 高脂血症の予防
- 免疫機能の改善
に効果があるとされています。
抗炎症作用
これはマスタードシードに含まれるミネラルのセレンやマグネシウムによるものです。
- 喘息やリウマチの鎮静
- 血圧の安定
- 偏頭痛や更年期の不眠の改善
に効果があるとされています。
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マスタードシードの種類は?
続いてはマスタードの種類についてです。
マスタードシードにはいくつかの種類があります。
それらは↓
- ブラックマスタードシード
- ブラウンマスタードシード
- イエローマスタードシード
といったように3つに大きく分けられます。
これらはブレンドされ使われることもあるようです。
それぞれに特徴があるので紹介していきますね。
ブラックマスタードシードの特徴
ブラックマスターシードは名前の通り黒い外皮を持っています。
そのため「黒がらし」という別名を持っています。
味では強い辛みを持っているのが特徴的です。
そのため辛さを求めるときはブラックマスタードシードを使うのが良いでしょう。
一般的には、
- 肉料理
- 魚料理
- 粒マスタードの材料
に多く使われます。
ブラウンマスタードシードの特徴
ブラウンマスタードシードは茶色の外皮を持っています。
またブラックマスタードシードと比べて外皮が薄いのが特徴です。
辛みはブラックマスタードシードに比べて控えめです。
これは、
- 肉料理
- 魚料理
- カレーなどのスパイス
のほか多くの料理に幅広く使われます。
イエローマスタードシードの特徴
イエローマスタードシードは薄い黄色の外皮を持っています。
白っぽいのでホワイトマスタードシードともいわれます。
3つの中では最も辛さが弱いことが特徴です。
そのため、マスタードを作るときには他の種類と混ぜて辛みを抑える目的としても使われます。
またピクルスには殺菌作用があるという理由で使用されることもあります。
マスタードシードの発芽について
最後はマスタードシードの発芽についてです。
マスタードシードは発芽させることが可能です。
またそのまま育てて収穫することも可能なようです。
育て方について軽く説明していきますね。
まず栽培場所は少し日陰でも可能なようですが日が当たる場所が良いようです。
種まきの季節は春か秋。
暑さに弱く生育適温は15〜20℃となっています。
また乾燥気味の環境を好み湿気には弱いようです。
これらに注意して育てれば収穫できるほどまで成長します。
難しいわけではないので挑戦してみるのも良いでしょう。
まとめ
今回はマスタードシードについて書いてみました。
あまり見かけないものではありますが多くの用途があり便利です。
ぜひ使ってみてください。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。