ココナッツオイルやココナッツミルクといったものは良く売られていますしメディアに出ることも多いです。
そのためどのようなものなのかは大体検討がつくかと思います。
また、それらを口にしたことがあるという人も多くいることでしょう。
しかしながら、ココナッツの果肉はどんなものなのかを知らないという人は多いのではないでしょうか。
テレビなどでもあまり取り上げられませんしスーパーなどで売られていることも滅多にありません。
このようになかなか注目されないココナッツの果肉ですがココナッツにもちゃんと果肉があります。
これを知らないという人、というか果肉に目を向けていなかった人も多いでしょう。
ココナッツの果肉はココナッツミルクやココナッツオイルとは違ってあまり着目されないココナッツの果肉ですがそれには驚くべき効能や栄養があります。
ココナッツの果肉の効能や栄養を知らないのは損です。
そこで今回はココナッツの果肉について書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- ココナッツの果肉の効能は?
- ココナッツの果肉の味は?
- ココナッツの果肉の食べ方は?
となっています。
それでは発送開始!
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ココナッツの果肉の効能は?
まずはココナッツ果肉の効能についてです。
ココナッツ果肉には多くの栄養成分が含まれています。
全てを書いていくと書ききれないのでここでは主なものだけを書いていきますね。
それがこちら↓
- 中鎖脂肪酸
- ミネラル
それぞれ簡単に紹介していきますね。
中鎖脂肪酸
まずは中鎖脂肪酸から。
この中鎖脂肪酸はMCTオイルといったように呼ばれることもあります。
この名称は良く使われるので聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
中鎖脂肪酸には分子構造がコンパクトであるという特徴があります。
分子構造が中鎖脂肪酸は通常の植物油の約半分の長さになっているのです。
これは名前にも表れていて通常の植物油を長鎖脂肪酸を呼ぶのに対して中鎖脂肪酸といったようになっています。
ここで気になるのは分子構造がコンパクトだと何が良いのかということですよね。
これは、
- 消化
- 吸収
- 分解
を効率的に行うことが出来るというところにあります。
通常の植物油である長鎖脂肪酸であれば、
- 小腸から吸収される
- リンパ管や血管を通る
- 脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ分解される
といったように行われます。
しかしながら、中鎖脂肪酸であれば小腸から門脈を経由して直接肝臓に入るため効率的に分解されるのです。
数値でいうと約4倍の速さで分解されるため素早くエネルギーになることが出来ます。
ただ、すごいのはこれだけではありません。
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中鎖脂肪酸の約50%を構成しているラウリン酸にも注目する必要があります。
というのもこのラウリン酸には、
- 免疫力を向上させる
- 抗菌作用
- 抗炎症作用
- 腸内環境を改善する
- 帯状疱疹やヘルペスなどを改善する
といったように多くの効能があるのです。
ミネラル
ココナッツの果肉にはミネラルも豊富に含まれています。
主なものとしては、
- カリウム
- マグネシウム
- 鉄
- 亜鉛
といったような種類のミネラルが挙げられるでしょう。
それぞれの効能を簡単に説明していきますね。
カリウム
カリウムには腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制するという働きがあります。
これは過剰に塩分を吸収しないようにするということ。
それにより高血圧になることを防ぐという効能があります。
マグネシウム
マグネシウムには、
- エネルギー産生を助ける
- 筋収縮を制御する
- 血管を拡張して血圧を下げる
- 血小板の凝集を抑えて血栓を作りにくくする
といったような効能があります。
鉄
鉄はヘモグロビンの成分となり体に酸素を運ぶという働きがあります。
不足してしまうと赤血球が作れなくなり貧血を起こしてしまうことも。
亜鉛
亜鉛には新陳代謝を活発にするといった効能があります。
また、
- たんぱく質の合成
- DNAの転写
にも関わっている大切な栄養素です。
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ココナッツの果肉の味は?
つづいてはココナッツ果肉の味についてです。
ココナッツにも果肉があり食べられるのですがなかなか味の想像がつかないですよね。
ココナッツ果肉を食べる機会もそうないですし食べたことがある人から味を聞くこともないでしょうからね。
食べてみるのが一番手っ取り早いのですが食べる前に一応はどんな味か知っておきたいと思う人もいるかと思います。
そういった人のために味を説明したいのですが味はほとんどないです。
しかしながら、食感や香りに特徴があります。
ココナッツ果肉の食感
他に似ている食材があまりないので形容しがたいのですがよく言われるのはイカのような食感。
鮮度が高い若いココナッツの果肉はイカと形容されることが多いです。
しかしながら、イカよりかは少しサクサクしています。
また、鮮度が高くないものの食感を擬音で表すなら、
- サクサク
- シャクシャク
といったような感じになるでしょう。
ココナッツ果肉の香り
ココナッツ果肉はココナッツの香りです。
ココナッツサブレを食べたことがある人はあれと同じ香りなので想像しやすいと思います。
この香りはとても強いのでココナッツが好きな人にはたまらないでしょう。
ただ、苦手な人は調理を工夫する必要があります。
次は調理法について書いていきますね。
ココナッツの果肉の食べ方は?
最後はココナッツの果肉の食べ方についてです。
ココナッツ果肉はそのままで食べても問題ありません。
しかしながら、味が少々独特なので調理しないと食べられないという人も多いです。
一度、そのままの味を楽しむのも良いですがそれで口に合わなければ調理することをお勧めします。
調理法はいくつかあるので紹介していきますね。
ココナッツ果肉の刺身
これは名前の通りココナッツ果肉の刺身です。
刺身のように切ってわさび醤油で食べるだけです。
調理というほどでもないので手軽に作ることができます。
先ほども書きましたが鮮度が高いものはイカのような食感なので、イカの刺身のような味になります。
また、わさびによってココナッツの香りが消えるのでココナッツの香りが合わなかった人はこの食べ方がおすすめです。
ココナッツシェイク
これはタイの屋台などでも人気のドリンクです。
作り方も、ココナッツジュースとココナッツ果肉と練乳を混ぜるだけなので簡単です。
他に粉ミルクや氷などを入れてミキサーにかけてもおいしいです。
ココナッツは思っている以上に味が薄いので練乳の濃厚な味との相性は抜群です。
ココナッツ果肉のサラダ
最後はココナッツ果肉のサラダです。
普通のサラダにココナッツの果肉を入れるだけです。
サラダに入れるとココナッツの香りがするおしゃれなサラダになります。
他の野菜は基本的にどんなものでも大丈夫なのでお好みの野菜を。
まとめ
今回はココナッツの果肉について書いてみました。
ココナッツの果肉を食べる機会やあまりないので見かけたらぜひ食べてみてください。
好き嫌いが分かれますが調理すれば普通に食べることも出来ますから。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。