キムチを食べるときに口臭が気になるという人は多いのではないでしょうか。
キムチにはニンニクが入っているのでキムチを食べると口臭がきつくなってしまいますから。
これは多くのことが知っているであろう普通のことでしょう。
しかしながら、キムチと体臭の相関性はあまり知られていません。
キムチを食べると口臭だけでなく体臭も臭くなるといったようなことを聞いたことがある人もいるかもしれません。
ただ、それが本当なのかがはっきりしないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はそれらをはっきりさせるためにキムチと体臭の相関性について詳しく書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- キムチは体臭を消す・臭くする？
- キムチを食べた翌日の影響は？
となっています。
それでは発送開始！
キムチは体臭を消す・臭くする？
まずはキムチと体臭の関係についてです。
キムチと口臭に関係があるというのは良く知られていますがキムチと体臭の関係ってあまり知られていないですよね。
結論から言うとキムチと体臭には相関関係があります。
キムチによる口臭は一時的ですが体臭となると一時的な影響では済まないので気になりますよね。
なのでここからは原因や対策など詳しく書いていきますね。
キムチで体臭が臭くなる原因は？
まずは原因についてです。
キムチで体臭が臭くなる原因は主に二つあります。
それは、
- ニンニク
- 香辛料
の2つです。
この2つについてそれぞれ詳しく説明していきますね。
ニンニク
まずはニンニクによる体臭への影響について説明しますね。
冒頭にも書いたようにニンニクにより口臭がきつくなるというのは周知の事実でしょう。
これはニンニクのにおい成分である「アリシン」が原因となっています。
アリシンはニンニクの他にタマネギなどにも含まれている特有の刺激臭がする辛み成分のこと。
これは口臭だけではなく体臭にも影響します。
また、口臭は数時間でなくなるのに対して体臭は10時間以上続くのが厄介なところです。
ただアリシンは生にんにくに、
- 切り刻む
- すりおろす
といったようなことをするとスルフィドという成分を生成します。
そしてそのスルフィドには、
- 抗がん作用
- 血栓防止作用
- スタミナ増強作用
- 解毒作用
といったように多くの効能があるためアリシンのことを一概に悪い成分とは言えないのです。
ただ、アリシンを過剰摂取してしまうと胃腸にダメージを与えてしまうことになるので注意しましょう。
香辛料
次は香辛料による影響です。
ニンニクが体臭につながるのは想像がつく人でも香辛料がなぜ体臭に関係するのかわからないという人も多いことでしょう。
なのでここでは香辛料が体臭の悪化に繋がるメカニズムについて簡単に紹介していきますね。
まず香辛料は強い刺激性を持つものなので胃腸に負担をかけてしまいます。
辛いものを食べるとおなかが痛くなるという人も多いでしょうからこのことは知っている人も多いでしょう。
また、香辛料による刺激は腹痛だけではなく便秘の原因となってしまうことも。
便秘になると腸内が異常発酵しその臭いが体臭や口臭の原因なってしまうことがあるのです。
このように口臭や体臭と腸内環境は密接な関係にあるということを知っておきましょう。
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キムチによる体臭の対策法は？
続いてはキムチによる体臭の対策方法についてです。
ニンニクによるものと香辛料によるものそれぞれについて説明していきますね。
ニンニクが原因の場合
まずはニンニクによる体臭の場合について説明しますね。
これについては、
- ニンニクを食べる前に牛乳を飲む
- 食事中に緑茶を飲む
といったような方法で対策することができます。
これもそれぞれ簡単に説明しておきますね。
ニンニクを食べる前に牛乳を飲む
牛乳の主成分はたんぱく質。
ニンニク臭の原因物質はたんぱく質と結合しやすいという特徴を持っています。
そのため、牛乳を先に飲んでおけば臭いの元を断つことが出来るのです。
ちなみに食後だとすでに臭いの元が消化されてしまっており効果が半減となります。
なので、食前に飲むということを忘れないようにしましょう。
食事中に緑茶を飲む
緑茶もニンニクの臭いに有効です。
これは緑茶に含まれているカテキンという成分によるもの。
有名な成分なので聞いたことがあると人も多いでしょう。
また、水分を補給することによっ速やかに尿や汗でニンニクの成分を排出できるという効果もあります。
香辛料が原因の場合
次は香辛料による体臭の場合についてです。
これに関しては食べ過ぎないようにするということが一番大切になってきます。
というのも刺激物(香辛料)の量が多ければ多いほど胃腸へのダメージも大きいですからね。
また、すでに胃腸に何らかの不調が生じている場合にはそもそもキムチを食べないようにするようにしましょう。
そういった時に香辛料が多く含まれているキムチを食べると症状が悪化してしまう恐れもあるので。
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キムチを食べた翌日の影響は？
最後は翌日への影響についてです。
夜に食べて次の日にもまだ臭うとなるといろいろと困りますよね。
どれくらいすれば臭いがなくなるのかというのは気になるところ。
調べてみるとニンニクによるものは、
- 口臭では3，4時間
- 体臭では16時間
といった時間に渡って臭いが継続するとのことです。
となると口臭は消えていても体臭は翌日まで続く可能性は大きいということが言えます。
また口臭に関しては、
こういったものを使えばある程度は対処できますが体臭はそういう訳にもいきませんからね。
そのため、次の日に大事な用事がある場合には夜にキムチを食べ過ぎるのはやめておいた方が良いかもしれません。
また、それでも心配だという人はそもそも大事な用事がある前にはキムチを控えるのが良いかと思います。
少しであれば口臭も体臭も全く問題がないという保証はありませんから。
さらに香辛料による体臭は1日でどうこうなる問題ではありません。
香辛料の影響で次の日に体臭がきつくなることはほとんどないでしょう。
しなかしながら、香辛料による体臭は1日では解消することはできません。
これには日々の腸内環境のケアが必要となってきますからね。
まとめ
今回はキムチと体臭の関係について書いてみました。
本文にも書いたようにキムチは口臭だけでなく体臭の原因にもなるので注意が必要です。
一番の対策法は食べ過ぎないことなので食べる量はほどほどにしておきましょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
