皆さんが紙粘土を最後に使ったのはいつですか?
僕はあまり覚えてないのですが、多分小学生の頃だと思います。
そんなうろ覚えの記憶ですが、紙粘土が扱いづらいものであったということは印象的です。
なかなか乾燥してくれないし、かと思えば乾燥してほしくない時に乾燥して固くなってしまう…。
さらには、ひび割れてなかなかきれいに作品をつくることが出来ない。
これらの理由で、僕は正直紙粘土が嫌いでした。
そんな僕のような人出てこないように、今回は紙粘土の正しい扱い方について調べてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- 紙粘土の乾燥時間はどれくらい?
- 紙粘土の保存期間はどれくらい?
- ひび割れの対策方法は?
となっています。
それでは発送開始!
広告
紙粘土の乾燥時間はどれくらい?
まずは、紙粘土の乾燥時間についてです。
紙粘土の乾燥時間を知っておかないと、
- 乾燥するまでにどれくらい待てばいいのか
- 逆にどれくらいなら固まらないのか
ということがわかりません。
これらは紙粘土を扱う上で知っておく必要があることです。
なので今から書くことを、しっかりと読んでくださいね。
まずは、表面が乾く時間についてです。
これは、1日置いておくだけで良いでしょう。
1日も置いておけば表面はある程度固まります。
この状態になれば、色を塗ったりすることが出来ます。
逆に言うと1日置いてからでないと紙粘土に色を綺麗に塗ることは出来ません。
塗ろうと思えば濡れないことはないのですが、表面が柔らかいので塗りにくさは否めません。
なので綺麗に色を塗りたいという人は1日乾燥させてから色を塗るようにしましょう。
ただ、この段階では乾いているのは表面の一部だけです。
言葉を変えると、内部は完全には乾燥していない状態と言えます。
この状態で作品を落としてしまったりすると、内部は固まっていないので変形しかねません。
そのため、色を塗るときなど作品を動かすときには落とさないように注意しましょう。
ここで変形してしまうと、表面が中途半端に乾いているため変形を元に戻すのが困難となります。
またこれを無理に元に戻そうとすると、ひび割れの原因になってしまうのです。
僕はこの失敗をしてしまって作品にひびを入れてしまった経験が何度もあります。
この時点では、まだ乾いていないものだと認識する方が良いかもしれません。
ちなみに、内部まで乾燥するまでの時間は作品の大きさに影響されます。
小さければその分早く乾きますし、大きければ逆に乾くのに時間がかかってくるので。
そのため一概には言えないのですが、1週間以上かかるものだと思っておきましょう。
そのため、1週間もの間は作品が変形してしまう可能性があるということです。
なのでその期間は、落下の危険性がないような安全な場所で作品を置いておくことを心がけましょう。
僕も何回かあったのでわかるのですが、せっかく作った作品が変形してしまうと結構ショックです…。
初心者にとって、紙粘土工作の最大の難関は乾燥時間にあるといっても過言ではないのかもしれません。
広告
紙粘土の保存期間はどれくらい?
続いては紙粘土の保存期間についてです。
袋に入っている状態なのであれば乾燥してしまうという可能性は低いです。
そのため、半年ほどは普通に持つと考えて大丈夫です。
しかしこの時に袋に穴が開いてしまうとすぐに乾燥してしまいます。
紙粘土の袋に穴が空かないようにだけは注意しましょう。
また当たり前ですが、袋から出してしまっている場合は乾燥が始まってしまいます。
そのため、早く使ってしまわないと先ほども書いたように1日で表面が乾燥してしまいます。
ただ、保存期間を延ばす方法があります。
それが↓
- 粘土に水を練り込んでおく
- 表面も濡らしておく
- 濡らしたキッチンペーパーで巻く
- それをラップにくるむ
- それをジップロックに入れる
という方法です。
ここまですると1か月ほどは余裕で保存できます。
そこまで手間がかかるようなものでもないので、乾燥を防ぐためにやってみてください。
↑また、この動画も参考になると思うので見てみてください。
この動画では、余った紙粘土の保存方法をわかりやすく解説してくれています。
ちなみに、そこまで保存したいわけではなく少しの期間だけなのであれば冷蔵庫に入れておくなども効果的です。
この方法では1か月といった長期間保存することは出来ません。
しかし普通に保存するよりかは長く持たせることが出来ます。
逆に、これらのことをしないと乾燥してしまうのでしっかりとやっておきましょう。
紙粘土は乾燥してしまうと使い物にならなくなってしまうのでね…。
広告
紙粘土のひび割れを防ぐ方法は?
最後は、ひび割れ対策方法についてです。
紙粘土で頑張って作った作品にひびが入ってしまうというのはよくあることです。
ひびが入ってしまうと、せっかくの作品が台無しになってしまいます。
なので、出来ることなら防ぎたいところ…。
そもそも、紙粘土のひび割れというのは表面と内部の乾燥の時間差によって引き起こされます。
先程も書いたように、表面は1日で乾燥します。
しかし、内部はそれ以上に時間がかかります。
そのため、そこに時間差が出来てしまうのです。
これを防ぐ方法として、表面を霧吹きなどで少し湿らせながらゆっくりと乾燥させる。
というのが効果的です。
これをすると、表面が乾燥するのを遅らせ時間差を少なく出来ます。
また、表面をたたくなどして均すとさらにひび割れができにくくなります。
こういった工夫を施すことで、ひび割れの可能性を最小限にまで抑えることが出来ます。
なかなか手間がかかりますが、ひびができると作品が台無しになってしまいます…。
せっかく作った作品が台無しになってしまってはショックですから、しっかりやっておきましょう。
まとめ
今回は紙粘土について調べてみました。
今回紹介したことをしっかりと実行すれば、上手に紙粘土工作ができると思います。
この記事によって僕のような紙粘土嫌いが減ることを祈るばかりです…。
しっかり正しい方法でやれば、紙粘土は楽しいものです。
正しい方法を知って紙粘土を楽しみましょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメントを残す