玄米は筋肉を付け栄養失調を防ぐ完全食なのか?

みなさん、玄米についてどれくらいの知識をもっていますか?

白ごはんよりも栄養が多くて健康にいいといったようなことくらいは知っているかと思います。

しかしそれぐらいの知識しかないという人がほとんどなのではないでしょうか。

しかしながら、玄米というのはみなさんが思っている以上に素晴らしい穀類です。

今回はそれを皆さんに少しでもお伝えできればということで玄米について色々とまとめてみました。

今回のお届け内容はこちら↓

  • そもそも玄米ってどんなもの?
  • 玄米の栄養成分は?
  • 玄米には筋肉をつける力がある!?
  • 玄米は栄養失調を防ぐ完全食なのか?

となっています。

それでは発送開始!

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そもそも玄米ってどんなもの?

最近ではメディアでも多く取り扱われるようになったので玄米についてよく知っているという人もかなり増えてきているでしょう。

しかし、まだあまりよく知らないという方もいるかと思うのでどんなものかというのを軽く説明していきますね。

まず玄米というのは稲からとれる籾(もみ)というものから籾殻を取り除いた状態のもののことを言います。

簡単に言うと精白されていない茶色いお米と言ったところでしょうか。

また、スーパーマーケットなどでお米が売っている所に行くと発芽玄米と書かれたものを見たことがある方も多いと思います。

この発芽玄米というものは玄米となにがちがうのかと疑問に思うかもしれません。

ただこれに関しては名前の通り玄米を発芽させているか否かの違いです。

ただそれだけの違いではありますが栄養はまた変わってきます。

それについても後半で詳しく書いていきますね。

玄米の栄養成分

玄米の栄養成分を白米の栄養成分と比較させてみます。

分かりやすく数値が離れているものをピックアップして紹介していきますね。

(右の数値が白米で左の数値が玄米)

  • 脂質     0.9g  2.7g
  • マグネシウム 23mg  110mg
  • 鉄      0.8mg  2.1mg
  • リン     95mg  290mg
  • マンガン   0.81mg  2.06mg
  • 亜鉛     1.4mg  1.8mg
  • 食物繊維   0.5g  3g
  • ビタミンB1  0.08mg  0.41mg
  • ビタミンB6  0.15mg  0.45mg
  • ナイアシン  1.2mg  6.3mg

となっています。

玄米の栄養の豊富さが一目瞭然ですね。

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また、これらによる効果としては、

  • 便秘解消
  • コレステロール値の改善
  • 血行促進
  • 美肌効果
  • 動脈硬化の予防

などが挙げられます。

また、それに加えて玄米にはギャバというものが含まれています。

ギャバは植物や動物などに広く存在する天然アミノ酸のひとつです。

このギャバにはたくさんの効果があります。

挙げてみると↓

  • 血圧上昇抑制効果
  • 精神安定作用
  • 精神的疲労回復効果
  • 腎機能の活性化/肝機能改善作用
  • 肥満防止作用
  • アルコール・アルデヒド代謝作用
  • 消臭作用

とこういったようなものがあります。

このギャバは白米にも一応は含まれています。

ただ玄米には白米の3倍ものギャバが含まれており、発芽玄米に関しては成分の3分の1がギャバと言われています。

玄米は「栄養の宝庫」と呼ばれるだけあるといえるでしょう。

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玄米には筋肉をつける力がある!?

玄米に筋肉をつける力があるというのはにわかに信じがたいことだと思います。

なんせ玄米と筋肉につながりがありそうにないですからね。

そもそも、筋肉をつけようと思えば三大栄養素の一つであるたんぱく質をたくさん摂ることが不可欠だと考えるのが普通です。

なので、そう考えると「玄米を食べるぐらいならタンパク質を多く含む肉をいっぱい食べた方がいいのでは?」と考える人もいるかと思います。

しかし、効率よく筋肉をつけたいのであれば、の栄養素を取らなければいけません。

そこで栄養豊富な玄米の出番となるわけです。

例えば、筋トレをする時には当然たくさんのエネルギーを消費しますよね。

そして、消費した分を補うエネルギー源となりうるものが必要となってきます。

そのエネルギー源になる栄養素が炭水化物です。

これがないとそもそも筋トレをすることが困難となります。

その炭水化物を玄米より摂取することが出来るのです。

また、玄米には先程まとめたように栄養をたくさん含んでいるので炭水化物とともに様々な栄養が取れます。

なので、肉では補えきれない栄養素も玄米でとれてしまうため効率よく筋トレの効果を体に反映できるということになります。

また、GI値が低くく脂肪にもなりにくいというメリットもあるため筋肉を作るのに1役も2役も買ってくれることになります。

また玄米に含まれるほかの栄養素にも、

  • マグネシウムにはカルシウムと共に筋肉痛を緩和する効果
  • 食物繊維には血糖値の上昇を抑えることで太りにくくする効果

といったような筋肉づくりに関係する効能があります。

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さらにここからは直接的に筋トレには関わりがある訳では無いですが玄米には、

  • 睡眠の質を高める効果
  • リラックス効果

があるので筋トレで疲れた体を効果的に休めてあげることが出来ます。

玄米は栄養失調を防ぐ完全食なのか?

玄米には人間が健康に暮らしていくのに必要であるとされる栄養成分をほとんど摂取できる食品です。

このことから玄米は「完全栄養食」と呼ばれることもあります。

学校の家庭科の授業で習った方もいると思いますが一日に30品目以上の食品を取ってはじめてバランスの取れた食事であるとされています。

しかし、これは主食の部分を白米と考えてのことでもしこの部分を玄米に変えれば一日の栄養バランスを摂るための品目数はかなり減ると考えられます。

といっても玄米だけを食べる食生活が好ましいとは思えません。

見た目も茶色っぽいので赤や緑などの色味豊かな食品が見た目的にも栄養的にもほしいところ。

なので、玄米を取り入れつつも野菜などの他の食品もしっかりとメニューに加えつつ摂取するのを心がけましょう。

まとめ

今回は玄米について色々とまとめてみました。

なんか健康に良いとは聞いていたけど、これほどまでとは!

なんて思った方も多いのではないでしょうか?

筋トレをしている方で今まで玄米を取り入れていなかったという人も、これからは是非試してみてはどうでしょうか?

今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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