いきなりですが皆さんに質問です。
みなさんはメレンゲをどのようにして保存していますか?
おそらくお菓子作りが大好きな人だとメレンゲを使う機会は沢山あると思います。
クッキーやケーキを作った時って結構メレンゲが余ることが多いのではないかなと思うのですがどうしていますか?
保存の仕方が分からないから無理に全部使い切ってるなんて人も多いはず。
今回はそんな人のためにメレンゲの正しい保存方法と保存期間など今後のお菓子作りの時に役立つであろう情報をまとめていこうと思います。
今回のお届け内容はこちら↓
- メレンゲの保存方法と保存期間は?
- メレンゲが分離する理由
- メレンゲの分離を防止する方法
- メレンゲの味は?
となっています。
それでは発送開始!
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メレンゲの保存方法と保存期間は?
メレンゲの保存方法ですがそもそもメレンゲを保存することはできないと言う人が結構います。
なので、メレンゲは保存ができないものだという認識をもっている人がたくさんいると思います。
しかし、これは真っ赤な嘘でメレンゲは保存をすることができるものです。
メレンゲは冷凍保存が最適
メレンゲの保存方法としては、
- 冷蔵保存
- 冷凍保存
の2つが方法としてはあります。
しかし、冷蔵保存のほうで保存するのはあまりお勧めできません。
理由としては、
- 泡のもちがよくない
- 傷みやすい
- 日持ちしない
ということがあげられます。
泡もちがよくないだけであればまた使う時に泡立て直せばいいだけです。
しかし火が通ってない生の状態のメレンゲだと、
- 傷みやすい
- 半日ももたない
- ベタベタになってしまう
ということが起こってしまいます。
なので、冷蔵保存は一時的な保存方法ぐらいに考えておくのが良いでしょう。
それに比べて冷凍保存は冷蔵保存よりも長持ちさせることが可能です。
ツノが立つぐらい固いメレンゲをつくりそれを密封して保存すれば次の日に解凍して使うことができます。
ただ泡立ちが弱かったり長い間保存していると、
- 泡が無くなる
- 傷んでしまう
ということがあるので注意が必要です。
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保存期間は短い
当然のことですがどちらの方法を使うとしてもメレンゲは生であるのには変わりないです。
つまり、1週間や1ヶ月も保存できるわけではありません。
なので、保存期間としては、
- 冷蔵保存は半日
- 冷蔵保存は半日〜1日
を目安にしておくのが無難かと思います。
ちなみにメレンゲにするのではなく卵白のまま保存するのであれば、
- 冷蔵保存は2日〜3日
- 冷蔵保存は約1ヶ月
と、メレンゲと比べるとかなり長期間保存することができます。
なので、直近でメレンゲを使う予定がないのなら卵白のままで保存しておいた方が断然良さそうですね。
メレンゲが分離する理由
メレンゲを使い慣れていない人がする失敗のひとつにメレンゲを分離させてしまうということがあります。
しかしなぜ分離してしまうのでしょうか。
なぜかと聞かれたら正しく説明するのは難しいですよね。
ということで簡単にメレンゲが分離する原理についてまとめていきますね。
メレンゲが分離する原理
まずメレンゲというものは卵白をかき混ぜることで水分が空気を包み込んでそれが泡になってできます。
また、卵白にはタンパク質が含まれていますよね。
これが泡立ての手助けをする役割を担っているのです。
しかしながら、長時間放っておくと逆に泡を壊してしまうのです。
つまり、メレンゲが分離する原因は卵白のタンパク質にあるということです。
タンパク質どうしの結合が強くなりすぎてしまいそれが泡の構造を破壊することでメレンゲが分離してしまう。
これが分離の真相のようですね。
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メレンゲの分離を防止する方法
メレンゲが分離する原理が分かっただけではなんの意味もありませんよね。
メレンゲが分離するのを防止するにはどうすればいいのか。
これこそが1番肝心なところですよね。
さて、どうすればメレンゲを分離させないで済むのでしょうか。
まず前提として泡立てる際の天敵がいくつかあるということを知っておかなくてはなりません。
それは、
- 卵黄
- 洗剤
- 脂肪分
この3つです。
卵黄はメレンゲを作る時にわざわざ卵白と分けられるものですからダメだということがわかると思います。
皆さんが気になるのは洗剤や脂肪分が天敵というのはどういうことかについてかですよね。
これらは直接的に泡立ての邪魔をするというよりも泡立てるのに使う道具と関係しています。
金属製やガラスでできたボールを使っていればなにも問題はないのですがプラスチックのボールを使っていれば要注意です。
何故かと言うと、
- プラスチックに含まれる成分が脂肪分と似た性質をもつ
- プラスチック製は洗剤を完全に落としにくい
これらのことがあるため泡立ての妨げになり分離しやすくしてしまうみたいです。
なので、プラスチック製は使わない方が分離しにくいということがいえます。
また、これは結構知っている人がいると思いますが砂糖を加えることも実は分離を防ぐのに一役買っています。
これには、
- メレンゲのキメを細かくする
- 粘着性を高める
- 泡を安定させる
という効果があります。
1度、あえて砂糖を入れずにメレンゲを作ってみてください。
どれだけ砂糖がメレンゲを泡立てるのに必要なものなのかがわかると思います。
さて色々と書いてきましたが分離を防ぐ方法をまとめると、
- 卵黄が混ざらないようにする
- 金属製かガラス製のボールを使う
- 砂糖を加える
となります。
これらの方法を試せば少しは分離を防げるはずです。
ぜひ試してみてください。
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メレンゲの味は?
ここまでメレンゲの保存方法などについて書いてきました。
最後にメレンゲの色々な味についてまとめてみようと思います。
メレンゲの種類
メレンゲには実は色々な種類があって、いくつか例をあげると
- イタリアンメレンゲ
- スイスメレンゲ
- フレンチメレンゲ
などがあげられます。
今回はこの3つのタイプのメレンゲの味について紹介しようと思います。
イタリアンメレンゲ
このメレンゲの特徴は砂糖ではなく煮詰めたシロップを加えて作られているところにあります。
この作り方によってしっかりと角がたつメレンゲができクセのない味になります。
ムースやバタークリームを作る時はこのタイプのメレンゲが主流のようです。
スイスメレンゲ
このタイプのメレンゲの作り方は独特です。
卵白と砂糖を湯煎しながら混ぜて湯煎を外して覚めるまでの間にメレンゲにするというような作り方をします。
このメレンゲもイタリアンメレンゲと同じで角がたつような固めのタイプでツヤがよく出ます。
味も甘すぎることは無くて主にデコレーション用のお菓子に使われるようです。
フレンチメレンゲ
このタイプはみなさんがよく知っている1番ノーマルなタイプのメレンゲです。
作り方も卵白に少しずつ砂糖を加えていって角がたつまで泡立てるというみなさんが作る時と同じです。
このメレンゲの特徴は砂糖の量で使用用途を変えることが出来ることにあります。
砂糖少なめのメレンゲはビスキュイ生地に砂糖多めのメレンゲは焼き菓子に使われます。
また砂糖の量が変化すれば食感も変わるので自分好みのメレンゲを作ったりもできるみたいです。
まとめ
今回はメレンゲの保存方法など色々とまとめてみました。
お菓子作りが大好きな友達やメレンゲ作りに苦戦している方に情報を共有してあげてくださいね。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。