みなさんの中に銀粘土で工作している時、または銀粘土で作られた製品を見てふとこんなふうに感じた方はいませんか。
銀粘土ってどんな仕組みをしてるんだろう。
金属である銀と粘土という組み合わせは何とも不思議ですよね。
今回はこんな疑問を抱いている人や銀粘土について全然知らないという人にも向けて色々とまとめてみたいと思います。
今回のお届け内容はこちら↓
- そもそも銀粘土とは?
- 銀粘土の仕組みは?
- 銀粘土の強度は?
- 銀粘土の値段どれくらい?
- 銀粘土は通販で安く買える?
となっています。
それでは発送開始!
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そもそも銀粘土とは?
まずはそもそも銀粘土ってどんなものなのかよく分からないという人もいるかと思うので簡単に説明していきますね。
銀粘土というのは肉眼では見えないサイズに微粒化した銀と水をバインダーと呼ばれる結合材などと混ぜ合わせて粘土状にしたものです。
銀は融点が900℃以上なので銀細工を作るハードルは通常であれば高いです。
なにせそのような高温で細工しなければいけませんからね。
しかしながら、この銀粘土はその融点よりもかなり低い温度で焼結できる特徴を持っています。
そのため、粘土細工でアクセサリーが簡単にできるようになっているのです。
銀粘土の仕組みは?
次に銀粘土の仕組みいついてです。
どのように銀粘土が銀へと変わるのか不思議ですよね。
さきほど銀粘土は微粒化した、
- 銀
- 水
- 結合材
などでできていると書きました。
これらは乾燥させる前は粘土状なので水分を含んでいるため柔らかくなっています。
しかしながらそれを乾燥させれば水分が飛び銀と結合材が残ります。
ただ、まだこれでは純銀とは言えません。
なので、銀だけを残すために熱成させる必要があります。
結合材は熱に弱く熱を加えることで燃えて無くなってしまいます。
これにより、ようやく純度99%以上の銀が残り銀粘土から銀のみへと変わるというわけです。
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銀粘土の強度は?
銀粘土で作ったネックレスやリングは自分で作っただけあって結構愛着が湧いたりするものです。
そうなるとどんな場面でも身につけていられるぐらいの強度があればなと思いますよね。
さて、銀粘土で作ったものには強度はあるのでしょうか?
銀粘土製のものはかなり脆い
銀粘土は誰でも簡単に銀製のアクセサリーなど色々なものが作れるとても便利なものです。
しかしながっら、大きなデメリットとして強度がないという特徴があります。
純銀であるが故なのか電気炉で熱して作ったものでも細かったり薄いものであれば簡単に折れたり歪んでしまったりしてしまいます。
指にはめるリングであれば荷物を持ち上げようとしたりしようものなら平気で形が変わってしまうなんてことも…。
また、釜や炉ではなくバーナーで炙ったり網焼きをしたりして作成したものは一見上手くできているように見えても、焼きムラがあったり焼きが不十分だったりが原因で壊れやすくなっていたりするということも多くあります。
このように銀粘土はだれでも簡単に高級感溢れるアクセサリーを作れる反面、非常に壊れやすいというデメリットをもっているという訳です。
銀粘土製品の修復方法
銀粘土で作ったものが壊れたらよっぽど器用な人でない限りは元通りと遜色ないくらいまで修復するのは厳しいかと思います。
もし歪んだだけならどうにかハンマーやペンチなどを使ったりしてどうにか元通りにできる余地はあるかもしれません。
しかし、折れてしまったものは接着剤を使ったりしないといけないので歪んだだけのものよりも直しにくいです。
また、修復できたとしても元通りという訳にはいかないことも多いです。
なので、思い入れがあるものであれば時間はかかるかもしれませんがどうにか頑張って修復するのもいいかもしれません。
しかしながらそこまででもないのであれば、また新しく作り直す方が楽なのではないかと思います。
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銀粘土の値段はどれくらい?
さて、銀粘土について特徴や性質についていろいろとまとめてきました。
大体の銀粘土のことは理解して頂けたかと思います。
ここらで気になってくることは値段ですよね。
魅力的で手に入れたいと思っていてもなかなか手が出せない値段のものも世の中には沢山ありますから。
銀粘土はだいたい4000円
だいたいの銀粘土の相場としては20gで3800円〜4000円となっています。
やはり純銀ということだけあって少量でもかなり値が張っていますね。
恐らく安い銀粘土を買いたいと思っている人が多いかと思います。
しかし、粘土とはいえ銀粘土は純銀という決して安価ではない金属を含んでいます。
なので、なかなか安価な銀粘土を見つけるのは厳しいのではないかなと思います。
どうしてもという方はメルカリやラクマなどのフリマアプリで探してみるのが良いでしょう。
全部使い切れずに余ってしまったものを出品している人もいるかもしれませんから。
そういったものを探してみてもいいかもしれませんね。
そうすれば安価で出品している方を見つけることが出来るかもしれません。
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銀粘土は100均で買える?
銀粘土を取り扱っている100均はないみたいです。
しかし、アクセサリーを作るのに必要な
- ローラー
- ブラシ
- 色々な形の型
- ワイヤー
- アクセサリーチェーン
などの道具はセリアやダイソーで簡単に揃えることが出来ます。
なので、できるだけ安くすませたいと思っている方はシルバーアクセサリーのスターターセットなどを買うよりも近くの100均で揃えるのがいいでしょうね。
銀粘土は通販で安く買える?
実店舗よりも通販の方が安いというものって結構ありますよね。
というか通販の方が安く手に入れられるものがほとんどです。
しかし残念ながら、銀粘土は通販でもあまり値段は変わりません。
むしろ手数料などが上乗せされるので高くつく可能性があります。
なので、銀粘土を買う時には画材ショップに足を運んで店舗で買う方が安く買えるのではないかと思います。
まとめ
今回は銀粘土について色々とまとめてみました。
素人が作ってもとても高級感溢れる仕上がりのアクセサリーが簡単に作れることが出来る銀粘土。
是非挑戦してみてはいかがでしょうか。
今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。