海藻は往々にして消化と密接な関係を持っています。
海藻を原料としているとろろ昆布も例外ではありません。
また消化に関係するとなると下痢や便秘と関係することも多いです。
実際にそれらのことを悩んでいる人、気になっている人はいると思います。
そこで今回はとろろ昆布の消化について書くとともに胃腸に与える影響についても書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- とろろ昆布は消化に良い・悪い?
- とろろ昆布は下痢の原因になるのか?
- とろろ昆布は便秘の原因になるのか?
となっています。
それでは発送開始!
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とろろ昆布は消化に良い・悪い?
まずはとろろ昆布の消化についてです。
とろろ昆布というのは昆布を酢に漬けて柔らかくしてブロック状に固めその断面を薄く糸状に削りとったものです。
なので当たり前ですが主原料は昆布です。
昆布は海藻ですよね。
なのでほかの海藻と同じく消化に悪いです。
昆布には食物繊維が多く含まれておりそれが消化の悪さの原因です。
食物繊維というのはそもそも人の消化酵素によって消化されない難消化性成分の総称なので消化が悪いのは当たり前です。
消化に悪いというよりかは消化することがほとんどできないので。
とてもフワッとしているので消化が容易そうに思えるかもしれませんが勘違いしないようにしましょう。
ただ消化が悪いというのは何も悪いことばかりではありません。
昆布に含まれている主な水溶性食物繊維は、
- アルギン酸
- フコイダン
の2つなのですがそれぞれに効能があります。
アルギン酸
まずはアルギン酸です。
アルギン酸には、
- 整腸効果
- 高血圧予防効果
- 動脈硬化予防効果
- 胆石予防効果
といった効能があります。
フコイダン
次はフコダインです。
フコダインには、
- 肝機能改善効果
- 高血圧予防効果
- 抗菌作用
- 抗アレルギー作用
といった効能があります。
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とろろ昆布は下痢の原因になるのか?
続いてはとろろ昆布と下痢の原因についてです。
結論から書きますがとろろ昆布は下痢の原因になってしまうことがあります。
食物繊維には腸内を刺激するという働きがあります。
それにより腸の働きが活発になり腸内環境が改善することもあります。
ただ食べ過ぎてしまったり胃腸が弱っていると逆効果になってしまうことがあるのです。
また食物繊維には水分を多く吸うという働きもあります。
それにより便に水分が多く含まれます。
これが適量なのであれば快便につながるのですが食べ過ぎてしまうと便の水分が多くなりまたもや下痢の原因になってしまいます。
とろろ昆布を食べるときには、
- 食べ過ぎない
- 胃腸の調子が悪い時には食べるのを控える
といったことに注意する必要があるでしょう。
この2つに気を付けさえすればとろろ昆布による下痢の可能性を大幅に減らすことができるでしょう。
ただ体質によってはどうにもならないこともあります。
そういった人は病院で相談してみるのが良いでしょう。
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とろろ昆布は便秘の原因になるのか?
最後はとろろ昆布は便秘の原因になるのか否かについてです。
こちらも結論から書きますがとろろ昆布は便秘の原因になり得ます。
食物繊維には下記の2つの種類があります↓
- 水溶性食物繊維
- 不溶性食物繊維
昆布に多く含まれているのは水溶性食物繊維です。
ただ水溶性食物繊維という名前のように水に溶ける食物繊維です。
そのためとろろ昆布になる過程でいくらかは流れてしまいます。
そのため不溶性食物繊維の割合も多いのです。
不溶性食物繊維は腸内でかさが大きくなり食べ過ぎてしまうと詰まってしまうことがあります。
また胃腸の調子が悪いとうまく消化できずやはり便通が悪くなります。
こういった理由でとろろ昆布で便秘になってしまうのです。
ただこちらも適量で胃腸の調子さえ良ければ逆に便秘改善につながります。
むしろ便秘改善につながるケースの方が多いといえるでしょう。
なので過度の心配はせず適量を心がけて摂るようにしましょう。
まとめ
今回はとろろ昆布と消化について書いてみました。
とろろ昆布は適切な摂り方をすれば腸内環境の改善など多くの効能があります。
ただ食べ過ぎてしまったりタイミングが悪かったりすると不調の原因なることもあるので注意しましょう。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。