こんにゃくの煮物っておいしいですよね。
煮汁がしっかりと染みているこんにゃくは本当においしいです。
しかもなかなか飽きない味なので一気に作り置きして少しずつ食べるという人も多いでしょう。
毎日食べても美味しく感じれますからね。
そこで気になるのがどれくらい日持ちするのかということ。
どれくらい日持ちするのかがわからないから作り置きするのを敬遠してしまうという人もいることでしょう。
そこで今回はこんにゃくの煮物の日持ちについて書いてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- こんにゃく煮物の賞味期限
- こんにゃく煮物の保存方法
- こんにゃくの切り方
- こんにゃくの煮物のコツ
となっています。
それでは発送開始!
こんにゃく煮物の賞味期限
まずはこんにゃくの日持ちについてです。
まずは結論から言いますがこんにゃくの煮物は3日くらいは持ちます。
常温ならこれよりも短いですが冷蔵保存であればこれくらいは持ってくれるでしょう。
また、これは煮物の味付けが薄い場合の日持ち。
味付けが濃く塩分濃度が高い場合にはもう少し日持ちして1週間くらいは大丈夫です。
ただ、これ以上は持たないのでこの期間内で食べるようにしましょう。
ちなみにこんにゃくは未開封なら半年ほど持つといわれています。
これはこんにゃくのパックにはこんにゃくと同じ濃度のアルカリ性の水が入っているからです。
アルカリ性には殺菌作用があるため半年も持つのです。
そのため一度開封してしまうとその効果がなくなり賞味期限は1週間~1か月程度にまで短くなります。
こういうわけもあってこんにゃくの煮物はそこまで長く保存することはできないのです。
他の煮物でも同じように長く持っても1週間ほど。
なかでも、
- 肉じゃが
- 筑前煮
といったような味付けが薄い料理はやはり3日ほどしか持ちません。
なので、あまり多く作り置きをしない方が良いかと思います。
こんにゃく煮物の保存方法
続いてはこんにゃくの煮物の保存方法のついてです。
こんにゃくの保存には少しほかの煮物とは違うことがあります。
それは冷凍をしてはいけないという点です。
というのも、こんにゃくは冷凍してしまうとスポンジ状になって食感が変わってしまいます。
最近ではその変わった食感がお肉の食感だというように言われ、肉の代用としてダイエットにも使われるようです。
しかしながら、こんにゃくの本来の食感の方が煮物には合うと思うので冷凍はしないようにしましょう。
ではどのように保存すればよいのかということですが普通に冷蔵保存で問題ありません。
また、この際に毎日火にかけておくとさらに日持ちが良くなります。
ただどんどん煮詰まってきて味が濃くなるので早めに食べてしまいましょう。
最後になりますが常温保存は控えましょう。
すぐに食べるのであればそれでも問題はありません。
ただ、すぐに食べないのであればしっかりと冷蔵庫に入れるようにしてください。
夏場なんかでは翌日にはもう腐ってしまつているといったようなことにもなりかねません。
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こんにゃくの切り方
続いてはこんにゃくの煮物に使うこんにゃくの切り方についてです。
こんにゃくの煮物は切り方によっても味が変わります。
主な切り方を少し紹介しますね。
それが↓
- ちぎりこんにゃく
- 手綱こんにゃく
この2つです。
それぞれ簡単に紹介しておきますね。
ちぎりこんにゃく
まずはちぎりこんにゃく。
その名の通り食べやすい大きさにちぎるだけというもの。
切るよりもちぎる方が表面積が大きくなるので味が染みやすくなるのです。
手でもちぎることが出来ますがスプーンを使うと簡単にちぎることができます。
難しい切り方ではないのでぜひ試してみてください。
手綱こんにゃく
こちらはこんにゃくにねじりを加えます。
おせち料理などに使われるこんにゃくもこの切り方が多いです。
こちらは先ほどと違って少し難しいので詳しく書きますね。
手順はこうです↓
- こんにゃくをスライスする
- 真ん中に切れ目を入れる
- どちらかの端を切れ目に通してねじる
このようにすればねじれたよく見かけるこんにゃくを作ることができます。
ちなみにこの切り方は見た目が良くなるということ以外にも意味があります。
というのも、この切り方には武家社会の名残と関係があるのです。
手綱こんにゃくという名前からもわかるようにこの切り方をするとこんにゃくが手綱のような形になります。
そこから手綱を締めるように心を引き締め、己を厳しく戒め、戦いに備える心を養うといったような意味があるのです。
こんにゃくの煮物のコツ
最後にこんにゃくの煮物のコツについて書いていきますね。
ここで紹介するのは味が濃いレシピなので日持ちも良いです。
また、作り方も簡単なのでぜひ作ってみてください。
用意するもの↓
- こんにゃく(大) 1枚(約250g)
- 白いりごま 適宜
- しょうゆ みりん ごま油
- 砂糖
作り方↓
- こんにゃくはスプーンで一口大にちぎる
- こんにゃくと砂糖を袋に入れて揉む
- こんにゃくの水気を切る
- こんにゃくをフライパンに入れる
- ひたひたの水を加えて強火にかける
- 煮立ったらざるに上げて水気を切る
- フライパンの水気を拭いてこんにゃくを戻し入れる
- しょうゆ、みりん各大さじ1を加えて中火にかける
- 混ぜながら3分ほど炒り煮にする
- 汁気がなくなったらごま油小さじ1/2と白いりごまを加えてさっと混ぜる
参考:https://www.orangepage.net/recipes/detail_300428
これで完成です。
ポイントはこんにゃくを砂糖で揉んで水気を切っているというところ。
こうすることによって味が染み込みやすくなっているのです。
また、この作り方だと水分を煮きって塩分濃度を高くなっているので先ほども書いたように長く日持ちします。
さらに飽きない味なので作り置きにとても向いているレシピでしょう。
辛いものが苦手でないという人であれば、
- 七味唐辛子
- 一味唐辛子
- 山椒
などを加えるとピリッとした辛みが加わっておいしくなるかと思います。
作り置きをする場合には途中からこういった香辛料を加えてアレンジしてあげるというのも良いでしょう。
まとめ
今回はこんにゃくの煮物についていろいろと書いてみました。
本文にも書いたように切り方だけでも味が変わる面白い料理です。
いろいろな切り方を試して自分好みの味を探してください。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。