みなさんは「ユンボ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
そんなの初めて聞いたよという人や名前は聞いたことがあるけどよくは知らないなという人が大多数を占めるのではないかと思います。
テレビやラジオなどのマスメディアでもほとんどこの言葉が出てくることはないですもんね。
知らない人が多いのも至極当然のことでしょう。
そこで今回はユンボというものについて色々とまとめてみようと思います。
今回のお届け内容はこちら↓
- ユンボってどんなものなの?
- ユンボの由来や語源は?
- ユンボの種類はある?
- ユンボとパワーショベルの違い
となっています。
それでは発送開始!
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ユンボってどんなものなの?
「ユンボ」というとディズニーのダンボみたいでどこか可愛い感じがしますよね。
名前はかわいいのですがかわいい印象は持っていない人が多いと思います。
さて、ユンボとは一体どんなものなのでしょうか?
ユンボとは
ユンボというのは油圧ショベルやバックボウなどの掘削用建設機械の呼称のひとつのこと。
それをニッケン(土木関係の建設機械をレンタルする会社)が登録商標としている名称だそうです。
つまり、どういうことかと言うとユンボとはレンタル重機の呼称ということですね。
まさかの重機の呼称とは。
少しも可愛らしいものではありませんでしたね。
ユンボの由来や語源は?
さて、続いてはユンボの由来についてです。
どういう経緯でユンボという呼び方をされるようになったのでしょうか?
由来と語源
もともとユンボとはフランスのシカム(SICAM)社の製品の呼び名だったそうです。
ユンボの名前が浸透していった流れを簡単に説明していきますね。
まず、SICAM社が1954年にイタリアから油圧ショベルの特許を得てS25型(yumbo)を造りました。
そして、1960年代始めに、Drott社(アメリカ)、TUSA社(スペイン)、三菱(日本)、Priestman社(イギリス)にライセンスを供与します。
その後、三菱重工業と技術連携などを経て油圧ショベルの性能の良さが広まっていったことで油圧ショベルの代名詞として「ユンボ」という名称が浸透していったらしいです。
また、今でも同じような事業を継承している会社にユンボという商品登録されたものはなくSICAM社や三菱重工業、三菱製のキャタピラー以外にはユンボというものはないのだとか。
ちなみに、ユンボという名前が多用されるようになったのは「ユンボ」という短い文字で専門の人からすると簡単に内容がわかるため広告に使いやすいという理由もあったみたいです。
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ユンボの種類はある?
ユンボの種類には大きくわけて2種類あって
- 後方小旋回タイプ
- 超小旋回タイプ
があります。
名前だけではピンと来ないと思いますのでそれぞれについて簡単にまとめていきますね。
後方小旋回タイプ
このタイプはユンボの運転席の前にアームがついているタイプで伸ばした時のリーチがかなり長くなります。
なので、作業範囲が広くとれるため広い現場や地形を変える工事の時にはこのタイプの機械がよく使われるようです。
また、アームの先に爪を付ければアスファルトを剥がす作業にも使用できます。
ちなみにこのタイプのミニクラス(小さめの機械)であればアームの根元から左右振れたりするものも存在するらしいです。
超小旋回タイプ
このタイプのものはアームが運転席の右側についています。
オフセット掘削という事が出来たり溝ぼりしたりするのに向いているタイプとなっているそうです。
また、キャタピラーのでっぱりがこちらのタイプにはないので道路工事や狭い現場、配管工事なんかにも使われるのだとか。
アームが右側についているため後方小旋回タイプよりもリーチが短いですがその代わりに重いものを吊り上げる力はこちらの方が強くなっています。
どちらにもメリットデメリットがあるみたいですね。
ユンボをレンタルする方法
まず、レンタルするには建機レンタル屋さんを見つけないといけません。
しかしながら、そんなのどこにあるのか分からないという方がほとんどでしょう。
しかし、レンタル屋さんは意外とどこにでもたくさんあります。
みなさんも調べれば近くのレンタル屋さんが結構でてくるとおもいます。
そこの中から自分に1番都合のいいところを選んで問い合わせすれば良いとおもいます。
そしてユンボ等油圧ショベルをレンタルする時には、
- バケット容量
- 機械総重量
- 積む車のトン数
- 機械のタイプ(後方小旋回タイプと超小旋回タイプ)
を指定します。
あとは運転する際のレバー操作のパターンのタイプも指定しないといけません。
これらの事を全て選択した後でようやくレンタル出来るようになるみたいです。
もしかしたら、事業所によってはこの他にも色々としないといけないことがあるかもしれないのでその事業所に従ってください。
さて、重機の選択の仕方がわかった所で、みなさんが気になっているであろうレンタル料金についてです。
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まずどんなお金がかかってくるかと言うと、
- 建設機械自体のレンタル料金
- 補償料金
- 運搬料金
- 取り寄せ料金
などがかかってきます。
それらを合わせると、1日で約1万円〜となってきます。
もっと値段が張るものだと思っていたのですが意外とお手頃な価格ですよね。
ユンボの資格も数十時間の時間と5万円ほどで取れます。
無くても私有地であれば可能なようなのですが、安全のためにも研修をしっかりと受けるようにしましょう。
ユンボとパワーショベルの違い
ユンボと油圧ショベルの違いについて簡単にまとめると、
- ユンボはレンタルのニッケンの登録商標。
- 油圧ショベルは日本建設機械工業会で決められた名称。
といったような違いがあります。
つきつめていけば先程も書いたようなSICAM社の話などが出てきて複雑になっていきます。
それを詳しく説明していくと長くなりすぎてしまうのでこれくらいで。
まとめ
今回はユンボなどについて色々とまとめてみました。
ふつうに生活しているだけではなかなか知れないことがたくさんあったと思います。
是非、周りの友達と共有してみてくださいね。
今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。