皆さんの家の水槽はどんな水槽ですか?
価格が安価であるという理由からアクリル水槽を使っている人も多いかと思います。
そんなアクリル水槽ですが日が経てば水草や水垢でかなり汚れますよね。
しかも結構しつこい汚れだったりします。
そういった汚れがついていたらもちろん掃除をすると思いますが正しい磨き方をしないと割れてしまう可能性も。
そんなことになってしまわないように正しい知識が必要となるのです。
そこで今回はアクリル水槽について色々とまとめてみました。
今回のお届け内容はこちら↓
- アクリル水槽は割れる?
- アクリル水槽の磨き方
- アクリル水槽の補修方法
- アクリル水槽の劣化やひび割れについて
となっています。
それでは発送開始!
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アクリル水槽は割れる?
アクリル水槽は水族館でも使われているようなものなのでそう簡単には割れないだろうと思う人も多いかもしれません。
しかし家庭用のアクリル水槽などは意外にも割れることが多かったりします。
というのも水族館のものはとても厚いですが家庭用のものは薄いものも多いので。
また、割れる原因も様々で色んな原因が考えられます。
いくつかアクリル水槽が割れる原因を挙げてみますね↓
- アクリルの劣化
- 水槽の中身が入ったまま移動させた
- アクリル水槽を水槽台なしで使用していた
- 硬いものが当たった
- 温度差
このように割れるのには様々な原因があります。
では、ひとつひとつ説明していきますね。
アクリルの劣化
アクリル水槽は、
- 屋外
- 陽の当たるところ
に置いていると紫外線の影響などにより劣化してしまいます。
それにより水槽全体の耐久性が無くなっていきアクリルが割れることがあるのです。
とは言ってもアクリルの厚さによっても耐久性は変わってきます。
なので、もしかすると長期間屋外で放置してもアクリル部分が割れないということもあるかと思います。
しかしながら、接合部が劣化水漏れを起こしたりすることもあるので屋外で使用する際には注意するようにしましょう。
水槽の中身が入ったまま移動させた
金魚や熱帯魚を飼った事があるという人は水や底砂が入った水槽がどれだけ重いかというのを分かっているかと思います。
水替えの時など持ち上げようとすると本当に重たいですからね。
一般的なサイズの水槽でも水が満タンに入っているものは総重量がなんと60キロを超えるのだとか。
なので、おそらく水が満タンに入ったまま移動させようという人はいないかと思います。
ただ、水を半分にしたとしてもその重さは30キロ。
また、水をすべて抜くという人でも底砂までは抜かないという人がほとんどでしょう。
底砂だけでもアクリル面に砂が偏ることで重さがかかると割れてしまう原因となってしまいます。
そうならないためにも下から持ち上げるようにしましょう。
こうすれば幾分かは危険度も減るかと思います。
アクリル水槽を水槽台なしで使用していた
家に水槽を置く時にその場に何も敷かずに置いている人いませんか?
そうすると場所にもよりますが力が均等に分散せずに偏ってしまうことがあります。
これは見た目では真っ直ぐで大丈夫だろうと思っていても両端に力が偏っていたら真ん中から亀裂が入って割れるということも。
水槽台はしっかりと用意するようにしましょう。
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硬いものが当たった
水槽なのである程度の衝撃には耐えれるようになっています。
しかしながら、やはり硬いものが当たるのには弱いです。
なので、家具や重いものを運んでいる時にゴンっと当ててしまったりするとヒビが入ったり割れることがあります。
温度差
この温度差というのは夏と冬の温度差によるのではなく急な温度変化のこと。
耐熱性のないコップに熱湯を注ぐと割れてし舞うことがありますよね。
それと同じで水槽も熱湯を入れるなどの急激な温度変化があると割れてしまうことがあるのです。
アクリル水槽の磨き方
中古のアクリル水槽や長年使ったものは綺麗に使っていたとしても細かい傷はついてしまいます。
そういったものは、
- アクリサンデーの研磨剤
- クロス
このふたつで磨くのがよいでしょう。
そうすれば新品同様の透明感が取り戻せるかと思います。
ただひたすらこれらを使って磨くだけで見違えるほどキレイになるのです。
しかし、注意点としてアクリサンデーの臭いがかなりきついということが挙げられます。
なのでマスクをして換気をしながら掃除を行うようにしましょう。
アクリル水槽の補修方法
アクリル板の部分の細かい傷であれば前述したように研磨すると綺麗になります。
また、深めの傷に関してもヤスリなどを使っていけば目立たなくすることは出来るでしょう。
しかしながら、それをしてしまうとアクリル板が薄くなり割れやすくなってしまいます。
なのでそういった場合には買い替えを考えるのが良いでしょう。
そして、接続部の劣化による水漏れの補修に関しては浴槽の補修材としても使われるバスコークが使えます。
また、アクリル板の接着の緩みにはアクリサンデーの接着剤なんかが使えるかと。
しかしながら、これらも劣化が酷ければ今後のことも考えて新しいものを買った方が安全だと思います。
アクリル水槽の劣化やひび割れについて
アクリル水槽はガラスなどに比べて傷つきやすい特徴があるので長い間使っていると細かいクラックというヒビが入ることがあります。
本当に細かな小さいものであればすぐに崩壊してしまうということはありません。
しかしながら、水の負荷などによって傷が深くなっていく可能性があります。
なのでもし少しでもクラックを見つけたら
- 水量を減らす
- 接着剤で補修しておく
- アクリル板を貼る
といったような応急処置を施しておくのが良いかと。
また、思い入れが深いといったようなことがないのであれば見栄えのこともあるので新調するということも考えておくと良いかもしれませんね。
室内で使っているものであればもし崩壊すれば家中水浸しなんてことにもなりかねませんから。
まとめ
今回はアクリル水槽について色々とまとめてみました。
アクリル水槽は丈夫な水槽ではありますが間違った使い方をしてしまうと水漏れが起きたり割れてしまったりもします。
なので、今回紹介した正しい使い方を参考にして長く使ってあげてください。
今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。