コルクの作り方や素材は?入れ方や接着剤で着くかどうかも!

シャンパンやワインなどの栓として使われているコルク。

ものによって様々な文字や柄がプリントされたりしていてとてもオシャレですよね。

さて、そんなコルクですがみなさんはどのようにして作られているのか知っていますか?

言われてみればどのようにして作られているのかわからないという人も多いのではないかと思います。

そこで今回はコルクの作り方や素材について書いてみました。

今回のお届け内容はこちら↓

  • コルクの作り方や素材は?
  • コルクはどうやって入れられている?
  • コルクは接着剤で着く?

となっています。

それでは発送開始!

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コルクの作り方や素材は?

ワインの瓶といえばやはりコルクが付いたボトルを頭に思い浮かべるかと思います。

スクリューキャップなどワインの栓には色々種類がありますがやはり王道はコルクですよね。

ここではそんなコルクに焦点を当ててコルクとはどのようにして作られているのかまとめていこうと思います。

まず、ブナ科のコルクガシから樹皮を収穫しそれを約7ヶ月天日干しして乾燥させます。

これがコルクの原料となるのです。

そして、それを1時間半ほど熱湯に浸してタンニンという成分を抜いて「コルクバーク」と呼ばれる平らな状態にします。

この状態にすることで加工しやすいようになります。

これで初めてコルクを作るための材料の出来上がり。

ここから本格的なコルクの作り方の説明となっていきます。

まず、コルクバークをコルク栓の長さにカットします。

ここでコルクバークの余ったところは捨てるのではなく細かく粉砕して仕分けされた後に接着剤と一緒にブロック材料として使われるようです。

そして、板状に切り分けたものを黒ずんだ表面などを削って汚れをとった後円状に切り抜いていきます。

このようにして天然の木から作られたコルク栓は気密性が高いため長期保存が可能になるのです。

これによってワインの熟成が出来るというわけ。

このような天然のコルクとは別に安価なワインに使われているような再生コルクというものもあります。

これはコルクバークの端材からできたブロック材料を圧縮したものから作られるようです。

コルクの素材

ここからはそのコルクの素材について説明していこうと思います。

先程も書いたようにブナ科のコルクガシの樹皮が主原料です。

この素材には、

  • 耐水、耐油、耐腐敗性をもっている
  • 燃えにくい
  • 保湿、吸湿性がある

といったような特徴があります。

コルクの細胞には無数の気泡があるのですがこれによって伸縮性が生まれると共に腐敗に強くなっているのです。

また、それぞれの細胞の緻密な構造によって水、油を通しにくくなっており自然素材であるのにも関わらず合成化学製品のように非常にタフなものとなっています。

さらに、水を通しにくいだけでなく保湿や吸湿の能力もあるので100年以上もの長期熟成されたワインが存在するというわけ。

ちなみにコルクは火で炙ると黒い炭ができるのですがこれには日の光を反射してくれるという性質があります。

そのため、野球選手は目の下にこの炭を塗って眩しくならないようにするのだとか。

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コルクはどうやって入れられている?

コルクをワインなどの瓶に入れる時は打栓機と呼ばれるもので入れているみたいです。

コルクをビンの上に固定しそれを圧縮しながら上からビンの口に押し込むようにして入れるよう。

中にはコルクのビンの奥まで入っている部分が蒸発したワインを吸ってしまいそれによって膨張して抜けにくくなっているというふうに考えていた人もいるかもしれません。

僕もそういったような話を聞いたことがありますから。

しかし、実際にはもともとビンの口よりも大きめのコルクが使われているというのが真実のようです。

つまり、長い間ビンに締め付けられることでコルクが元の形に戻ろうとする力を失いビンの形にピッタリと密着するような形になるというわけ。

コルクは接着剤で着く?

コルクを再利用して使いたい時に接着剤で何かに付けることは可能です。

側面の部分を接着したい時には接着剤を使えば簡単に接着することが出来るでしょう。

また、接着剤を使わずとも木工用ボンドでコルクシートやコルクロールなどを接着出来るかと思います。

気をつけるポイントは出来るだけ薄く均一になるように丁寧に塗ることです。

接着剤や木工用ボンドは乾燥すると最初のうちは透明になるのではみ出ていたとしてもあまり目立ちません。

しかしながら、時間が経つと黄色く変色したり汚れが付着して黒ずんでしまいます。

なので、長い間使うものであればはみ出ないように注意するようにしましょう。

コルクの使い道

お祝いにもらったワインや少々お高めのワインのコルクなどは捨てるに捨てれなくて取っておいてしまいがちですよね。

そんなワインコルクを使った日常生活をちょっとオシャレにする再利用方法についていくつか紹介したいと思います。

コルクフレーム

これは、ワインコルクをただいくつもくっつけて作ったものでコルクボードのワインコルク板みたいなものです。

コルクとコルクの間にピンを刺してそこにネックレスなどを吊るしておいたりすることでアクセサリー類の収納にすることができます。

アクセサリー

コルクに金属の金具を取り付ければそのままキーホルダーとして使うことが出来ます。

コルクに金具を付けるだけでリメイクできるのでワイン好きの方へのちょっとしたプレゼントにもおすすめです。

リース

玄関のドアなどにコルクのリースを作ってみるのもオシャレかもしれません。

ワイヤーにコルクを巻き付けたり接着剤で付けたりすれば簡単に作れます。

今持っているクリスマス用のリースなどに2.3個アクセントとして付け加えてみるのも可愛いのではないでしょうか。

プランター

コルクの真ん中をくり抜けばちょっとしたプランターに早変わりします。

観葉植物など大きなものには使えませんが小さな多肉植物なんかであればオシャレなプランターとして使えるでしょう。

マグネット

コルクの中に磁石を埋め込むだけでオシャレなマグネットになります。

斜めカットをすれば埋め込むことができるので簡単に作ることができます。

記念日に開けたものや珍しいものを見つけた時に残しておく方法として良いかもしれません。

まとめ

今回はコルクについて色々とまとめてみました。

コルクについての新しい知識を得ることはできたでしょうか。

是非、周りの友達にも教えてあげてくださいね。

今回はここまで、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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