雑巾の正しい絞り方を知っていますか?
この記事を読んでくださっている人の中には小中学校などで先生に雑巾のしぼり方で注意された人もいるのではないでしょうか?
僕も冬に水が冷たかったので片手で握るようにしてぞうきんの水気を切っていた時に先生に叱られたことがあります…。
今考えてみればそのような絞り方でしっかりと水気をなくすことはできないのは明白なこと。
ただ、当時はなんでそんなくらいで怒られないといけないんだなんて思っていました。
まず、両手で絞るようにしてぞうきんを絞るのは最低守るべき項目。
それは大前提であるとして他にもぞうきんを上手にしっかりと絞るにあたって注意すべきポイントがあるのです。
それには多くの人が知っているであろうことからほとんどの人は知らないであろうことまであります。
今回はそういった細かいところまで掘り下げて書いていきますね。
今回のお届け内容は↓
- 正しい雑巾のしぼり方とは?
- 正しい絞り方の教え方は?
- 雑巾を絞るときに手や腕が痛い時の対処法は?
- 雑巾絞りは握力強化につながるのか?
となっています。
それではお届け開始!
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正しい雑巾のしぼり方は?縦絞りと横絞りどっちが良いのか
まずは雑巾の正しい絞り方についてです。
小学校の時の僕のように片手で握るようにしてぞうきんの水気を取ろうとするのはもちろん論外です。
このやり方で雑巾を絞ってしまうととしっかりと雑巾の水気を取り切ることが出来ません。
それにより生乾きの状態になってしまい匂いや雑菌が湧いてしまう可能性さえあるのです。
それだけでなく水気をしっかりと切った状態の雑巾で床を拭かないと床が水浸しになってしまいます。
仕上げで乾拭きをするのならまだ良いかもしれません。
しかしながら、しないのなら掃除をしっかりとするという観点でも雑巾がきちんと絞れていないと問題です。
そのため、寒くても汚い水を両手で触りたくなくてもしっかりと両手を使ってしっかりと絞るようにしましょう。
これは冒頭にも書きましたが最低限守るべきことです。
両手で絞るにしても、
- 横絞り
- 縦絞り
に分かれます。
縦か横かだけの違いなので一見あまり変わらないように思える2つでも違いがあるのです。
どちらがどのように優れているのか簡単に解説していきますね。
横絞り
まずは横絞りです。
両手で絞るという人の中では手を横にして絞っている人が多いのではないでしょうか。
これがいわゆる「横絞り」と言われているものです。
この絞り方をしている人が少なくとも僕の周りでは多かったように思います。
これは生徒に限ったことではなく先生もこのように絞っている人がほとんどでした。
このやり方も悪いわけではありません。
ただ、力が入りにくくしっかりと水気を取り切ることが出来ないことがあるのです。
力が強い人であればこれでも問題はないのですが無駄に多くの力を使ってしまいます。
これを解決してくれるのが縦絞りなのです。
縦絞り
続いては縦絞りです。
縦絞りというのは名前の通り縦に雑巾をもって絞るという方法のことを指します。
もう少し詳しく説明すると利き手を上にして手首を内側にするようにして絞るというものです。
この方法で絞ると無理なく力が入るので楽に雑巾を絞ることが出来ます。
(いい雑巾の絞り方だと褒められたければ横ではなく縦に・・・縦に持って絞るのです・・・。 横絞りより水分が残りにくく楽にきっちり絞れます・・・。) pic.twitter.com/piVP1HVHkO
— 座敷鷹 (@ceramic0w0) August 16, 2017
これでもわかりにくい人は次で解説動画を載せているので見てみてください。
これなら力の弱い女性や子供でもしっかりと水気を切ることが出来るかと思います。
また、単純に力を入れなくても良くなり楽なのでぜひ試してみてください。
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正しい雑巾のしぼり方の教え方は?
続いては親御さんや学校の先生などに読んでほしい教え方についてです。
1つ前の段落に書いたように絞り方自体はとても簡単なもの。
「雑巾を利き手を上にして縦に持ち、手首を内側にするようにして絞りましょう」
といったように教えればすぐにわかってもらえるでしょう。
また、この時に実演してあげながら教えてあげればさらに分かりやすいかと。
そして、それでもわかってもらえない場合は手を添えてあげて一緒に動作を確認するのが良いでしょう。
ここまですれば大抵の子であれば理解してくれるかと思います。
ちなみに動画で説明する場合には↓
↑この動画がわかりやすいので見てみてください。
雑巾を絞るときに手や腕が痛い時の対処法は?
続いてはぞうきんを絞るときに痛みを感じる人への対処法について書いていきます。
まず言っておきますが冬などに水が冷たくそれで手が痛いというのは今回は除外してください。
そういった場合であっても家の場合は手袋をするなど対処法はあります。
手袋使うと雑巾絞りにくいから使いたくない…(ーωー)
— 柚鈴蝉@えのしまに通う日々 (@yuzu_cosp) October 26, 2016
ただ、このように手袋をすると絞りにくくなるというデメリットも。
また、学校となるとそもそも手袋を付けることも出来ないので我慢するしかありません。
いつも使わせてもらっている学校への感謝と考えて乗り切りましょう。
ただ、そういうわけではなくぞうきんを絞るときに関節などが痛いという人は要注意です。
なぜなら腱鞘炎などの関節痛の可能性があるからです。
痛みが気になる人は病院や整骨院に行って相談してみるというのも良いかもしれません。
また、そこまでは…と思う人は先ほど紹介した正しい雑巾のしぼり方で手首や腕への負担を軽減させましょう。
そうでないとさらに悪化してしまう可能性も考えられるので。
雑巾絞りは本当に握力強化に効果的なのか?
最後に少し話は変わりますが雑巾絞りでの握力トレーニングについて紹介します。
最初に結論から言いますが、雑巾絞りは握力強化に効果的です。
日常生活で一番の筋トレは「雑巾絞り」だと思う。小中高校でどれだけまじめに掃除の時間を過ごしてきたかが人生の分かれ目にもなる。
— ( ‘ x ‘ )//しょけんだ (@yoshiken_cello) August 30, 2014
から雑巾を絞るだけでも前腕筋の強化につながります。
ただ、から雑巾を絞るよりも濡れた雑巾を絞る方が筋トレには効果的です。
これは単純に濡れたぞうきんを絞る方が負担が大きいというのが理由です。
また、この動作によって腕を引き締めることもできます。
憂鬱な雑巾絞りも腕を引き締めるためと思えば少しは気が楽になるでしょう。
これからはそういったことを考えて雑巾絞りをするというのも良いかもしれませんね。
そうすれば日々の掃除もいくらかはやりがいが増えるでしょうから。
まとめ
今回は雑巾絞りについていろいろ調べてみました。
今回紹介した正しい雑巾のしぼり方は、とても簡単なので明日にでも試してみて下さい。
また、お子さんにも教えてあげてください。
今回はここまで。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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